沖縄全戦没者追悼式で「うそつき!」「帰れ!」 広島平和記念式典のデモと同じ?

6月23日に沖縄県糸満市で開かれた「沖縄全戦没者追悼式」で、安倍晋三首相の来賓あいさつの場面で「うそつき!」「帰れ!」と厳しい声が上がったという。沖縄タイムスによると、「沖縄のために全力を尽くす」という発言に「うそをつけ」と声を張り上げた那覇市の平良猛夫さん(81)は「基地負担軽減を言いながら、民意を無視し新基地建設を進めるのは矛盾だ」と怒りを込めたという。

また、「帰れ!」と叫んだ女性(51)は「去年と同じでしらじらしく、思いが入っていない。二度と来ないでほしい。議長の話はしっかり響いた。首相は気持ちがまったく伝わらない」と批判したという。


追悼式での罵声については、時間にルーズな沖縄県民性が問われているが、しかし、これを広島平和記念式典での反安倍デモとしてとらえると、この罵声も憲法が保障した「表現の自由」ということになるのだろうか。

もう少し記事を調べてみると、産経が詳しく報じていた。


沖縄「慰霊の日」続く政治利用 「祈りの場なのに…」

6月23日に沖縄県糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式は、さながら政治集会の様相を呈した。玉城デニー知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し「県民の圧倒的民意に寄り添い、辺野古が唯一との固定観念にとらわれず県との対話による解決を強く要望する」と述べると、会場には拍手と指笛とともに「そうだ!」「よーし!」との声が飛び交った。

安倍晋三首相も出席した式典で知事が政治的要求を突き付ける「平和宣言」は、翁長雄志前知事の在任時から繰り返されてきた。今回は玉城氏が知事に就任して初の式典だったが、「慰霊の日」を政治利用する悪弊は断ち切れなかった。

玉城氏による「県民の圧倒的民意」の誇示も政治的思惑が垣間見える。2月の県民投票では辺野古移設への反対が投票者数の7割以上を占めたが、投票率は52%だった。有権者の6割以上は反対しておらず、評価は必ずしも定まっていない。

会場の一部では、式典が始まる前から異様な怒声が飛び交っていた。

「安倍は帰れ! 辺野古新基地建設は許さん! 憲法改悪許さんぞ!」

 「お前らが帰れ!」

公園入り口には首相の到着を待ち構えるようにマスクやサングラスで顔を隠した「市民」ら数十人が陣取った。それに反発する団体との間でやじの応酬が続いたが、首相は既に別の入り口から会場入りを済ませていた。

式典会場では、県職員らがプラカード掲示などの示威行為の禁止を呼びかけ、目を光らせたためか、中盤まで静かに進行した。ただ、首相があいさつを始めると、「帰れ!」「恥知らず!」「辺野古を止めてから言え!」などのやじが相次いだ。

これも翁長時代からの光景だ。浦添市の無職男性(80)は取材に対し「首相は沖縄の米軍基地を縮小するといいながら、やっていることが違う。首相に県民の思いを直接伝えられるのは式典しかないから、やじも仕方がない」と一定の理解を示した。

しかし、厳粛な式典を妨害する行為だととらえる出席者は少なくない。

糸満市の遺族会幹部(81)は「みんな慰霊のために来ているのに邪魔している」と眉をひそめた。同市の高校1年の女子生徒(15)は「やじを飛ばすと、会場の人がやじに耳を傾けてしまう。亡くなられた方々に祈りをささげる場所なので、おかしい」とあきれ顔だった。

休暇を利用して式典に初めて参加した三重県菰野町の男性(36)は「隣の人が大声を上げたせいで、首相の言葉が頭に入ってこなかった。式典に参加した子供たちに見せられない光景だった」と苦笑した。

公園にいた派遣社員の男性(25)は「やじを飛ばすのは一部の基地反対の活動家に過ぎないですよ」と冷ややかだった。

県がこうした行為を黙認しているわけではない。式典会場には「大声等をあげる場合は退席してもらいます」と書かれた看板も置かれた。実際にやじを飛ばした出席者には、関係者が退去を促した。

だが、肝心の玉城氏の態度は、はっきりしない。玉城氏は式典後、記者団に「戦没者の御霊に哀悼の誠をささげる式典なので、静謐な中で式典が行われる方が望ましい」と述べつつ、こう付け加えた。

「参加されている方々にはそれぞれの思いがある。そういう思いを持っていらっしゃるのかなと感じた」


平和記念式典の拡声器デモがうるさいのは行政の怠慢

つまり、平和記念式典でのデモが「うるさい」として何らかの規制が必要なら、関係者、つまり主催者である行政が原爆ドーム周辺に看板を立てて、数百人ほど配置させて見張っておけばいい。


2019年 沖縄戦没者追悼式

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