広島市の土地に無断でアパートを建設した会社役員を逮捕

広島市の土地に無断でアパートの一部を建設したとして、広島西署は6月3日、広島市西区古江西町、会社役員田川稔容疑者(72)を不動産侵奪の疑いで逮捕した。逮捕容疑は2016年12月20日、西区古江西町の市有地約18平方メートルに、無断で鉄筋3階建てのアパートの一部を建設し、土地を侵奪した疑い。同署によると、アパートの敷地は約84平方メートルで、市有地を除く土地は自身が所有していた。

田川容疑者は「やったことに間違いないが、市の土地を最初から奪うつもりはなかった」と供述しているという。

市によると、区が04年2月に田川容疑者からの建築確認の申請を受理し、工事がスタート。区は建築中の14年11月に中間検査をした。16年10月になって田川容疑者から「市の土地を売ってほしい」と求められ、敷地に市有地が含まれることを把握したという。

アパートは、古田中学校の校庭のコンクリート壁のそばにあり、構造上の危険性がないかを確認するため、市は田川容疑者に資料提出を求めたが、反応がなかった。

18年8月に同署に相談し、翌9月には土地の明け渡しを求めて広島地裁に提訴。19年5月24日、同署に告訴した。

市教委施設課は「校庭のコンクリート壁の基礎部分に、新たに建てられた構造物の基礎が影響する懸念があり、壁のひび割れの点検などの管理業務にも支障がある。速やかに現状回復して土地を明け渡してほしい」としている。(中国)



田川稔 アパート・マンション

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