広島国際学院大学(旧広島電機大学)が定員割れと赤字経営で廃止

広島国際学院大学(広島市安芸区)が定員割れや赤字経営が続いていることから、大学と大学院について来年度以降、学生の募集を停止し、大学は4年後に廃止の手続きをすることを明らかにした。大学を運営する学校法人「広島国際学院」の田中満彦理事長と、大学の李木経孝学長が記者会見で明らかにした。

広島国際学院大学は、50年余り前の昭和42年(1967年)に広島電機大学として広島市安芸区に開学した私立大学で、現在は大学に工学部と情報文化学部が、大学院に工学研究科と現代社会学研究科がそれぞれ置かれている。これまでに1万4000人以上の卒業生を輩出したが、少子化の影響などで平成12年度以降は定員割れが続き、ここ10年余りは赤字経営を強いられていたという。

このため、学校法人が5月29日に開いた理事会で、大学と大学院について来年度以降、学生の募集を停止することが承認され、大学は4年後に廃止の手続きをするという。

また、自動車整備士の資格取得を目指す自動車短期大学部は専門学校への移行手続きをとる一方、この学校法人が運営する高校については普通科を拡大、充実させるほか、今年4月に開校した中学校は国際社会で活躍できる人材の育成を目指すとしている。

大学の李木学長は会見で「今回の決定は痛恨の極みで、地域に根ざす大学としての責任が全うできなくなり申し訳ない。今後は混乱がないようにしていきたい」と話していた。

広島国際学院大学によると、5月1日現在、大学には735人、大学院には6人が在籍している。少子化などの影響で平成12年度以降は新入生が入学定員を下回る状況が続き、今年度は大学では2つの学部であわせて250人の定員に対して227人、大学院では2つの研究科であわせて17人の定員に対して3人だったという。(NHK広島)




広島国際学院大学

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