広島城にトイレットペーパーがないトイレがある

広島城(広島市中区)に行った際、公衆トイレにトイレットペーパーがないという。広島城は本年度、旧広島藩主の浅野長晟入城から400年を迎え、広島市もPRに力を入れている名所。観光地として問題があるという。

5月1日、観光客が広島城の企画展を見に行った際、公衆トイレを利用したがトイレットペーパーがない上、ごみが散乱していて便器も汚れていたという。

広島城天守閣の周辺には4カ所のトイレがある。その中の二の丸に渡る御門橋手前のトイレの入り口には「トイレットペーパーを備え付けておりません。必要な方は遊覧船事務室へお声がけを」と日本語で書いた張り紙がある。

遊覧船を運営するのは中区のNPO法人。法人スタッフによると、貸し出しは昨春始めたという。「観光客が困っているのでトイレを管理する市に相談し、市が現物を用意して私たちが貸す形になった」という。

広島城跡一帯は広島護国神社の敷地を除き、市中央公園の一部。同公園を管理する市緑政課によると、公園内の全トイレにトイレットペーパーは置いていない。10年以上前からの方針だという。過去にトイレットペーパーが盗まれたり、芯を流すいたずらをされたりしたためだという。

ただ、市の管轄なのに天守閣手前トイレにはトイレットペーパーがあった。天守閣側のスタッフが特別に設置したのだという。

広島城には年間30万人が訪れる観光地であり、トイレは極めて印象に残るもので、その街の優しさや成熟度を知る目安にもなる。「トイレットペーパーは備えん!」と広島市が方針を示す中、観光客と日々接する遊覧船事務室や広島城のスタッフは何とかニーズに応えるため、次善策をとっているという。(中国)



広島城 トイレットペーパーの場所

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