アスベスト(石綿)が露出した大規模民間建物が全国で3408棟、広島で107棟

肺がんや中皮腫の原因となるアスベスト(石綿)が露出したままの大規模な民間建物が、少なくとも全国で3408棟、中国地方には171棟残っていることが国土交通省の2018年の調査で分かった。調査を始めた05年との比較で全国は74%減、中国地方は77%減。同省は引き続き、都道府県を通じて所有者に対策を求める。

調査は1956年から89年までに建てられた、延べ床面積千平方メートル以上の建物が対象。マンションや商業施設の駐車場、機械室などでの露出が多いという。中国地方の18年の調査対象は1万9182棟。1万7979棟について報告があった。

露出したままの171棟の内訳は広島が107棟と最も多く、岡山20棟、島根19棟、山口14棟、鳥取11棟、と続いた。

05年の調査で中国地方の露出建物は742棟。内訳は広島371棟、山口149棟、岡山95棟、島根77棟、鳥取50棟、だった。

広島県では今年2月に県や23市町、不動産関係団体が協議会を設置した。今後、調査や除却に対する国の補助制度を所有者に周知し、活用を呼び掛けていくという。(中国)

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