廿日市市の空き家略式代執行、広島県内初

4月16日、廿日市市は倒壊するおそれがある空き家について「略式代執行」という手続きで強制的に取り壊す作業を始めた。この手続きで空き家が撤去されるのは広島県内では初めてだという。作業が始まったのは廿日市市佐方本町にある、およそ60平方メートルの木造平屋建ての空き家。

16日は市の担当者が代執行の開始を宣言したあと、解体業者がチェーンソーを使って家の壁を切断したり、バールでたたき壊したりして手作業で解体を始めた。

4年前に施行された「空き家対策特別措置法」では市町村が倒壊などの危険がある空き家について、所有者が死亡するなどした場合には、その代わりに取り壊す「略式代執行」で強制的に撤去できるようになった。

この住宅は、10年ほど前から空き家となっていて、所有者が死亡し相続人が相続を放棄したため、所有者がいない状態となっていた。老朽化のため道路側に倒壊するおそれもあることから、廿日市市が撤去に踏み切ったが、およそ250万円の費用は市が負担する。

市によると、略式代執行で空き家が撤去されるのは広島県内で初めてだという。廿日市市住宅政策課の中野祥司課長は「近隣への危険性が高いため最後の手段として略式代執行に踏み切った。今後も空き家に対して適切に対応していきたい」と話している。(NHK広島)




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