広島中央署盗難事件・真犯人は3人の共犯説

広島中央警察署で8572万円が盗まれた事件は、自宅で死亡していた30代の警察官による犯行だったとしているが、2月22日の長周新聞によると、真犯人は「3人の共犯」という説があるという。事件が発覚して以後、広島県内の警察やOB、地元メディアも含めた関係者に接触したという。真偽のほどは分からないが、興味深い内容だったので記事の内容を一部引用しておきたい。詳しくは下記リンクを参照。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/10944


【3人の登場人物】

・死亡した中央署生活安全課の警部補A(30代)
・会計課の女性職員B(50代)
・元警察署長の息子で本人も警視だった退職者C(60代後半)


死亡したAが犯人にされるまで
事件発覚から4カ月後の2017年9月16日、当時とり調べを受けていた中央署生活安全課の男性警部補(30代)が自宅で死亡したことが明らかになったが、県警は「自殺ではない」とした。そして死亡から1年5カ月もたって、この男が「競馬にのめり込み」、「同僚たちに数千万円の借金をしており、事件後に返済していた」「うその口実で現金をだましとった疑いがある」などの状況証拠を積み重ね、「容疑の裏付けができた」として書類送検の運びになっている。


警察内の借金は内規違反
だが、警察関係者の話では、警察官の借金、同僚間での貸し借りなどは調べれば瞬時にわかるという。「サラ金はもちろん内部で金の貸し借りは内規違反であり、それを防止するために緊急融資制度というものまである。見つかれば署内一斉指令で調べられてすぐに暴かれる」という。

つまり、隠れて同僚たちから数千万円も借金などできない。最近、捜査機関が一般人の銀行口座や買い物記録までの個人情報を調べようと、裁判所の令状がいらない「捜査関係事項照会書」で入手していることが明らかになったが、警察官の場合はデータを電算にかければ一発だし、競馬にのめり込んでいたことなども含めて個人情報は日常的な「身上把握」や内部の聞き込みですべて上部が握っている。


ギャンブルは御法度
警察官のパチンコや競馬などのギャンブルのたぐいは御法度で、広島県警ではギャンブル癖のある警察官のひったくり事件が2件発生して以来、監視は厳しいといわれてきた。馬券売り場のJRAには監視カメラもあり、天下り警察官もいるので、いつどの警察官がいくらつぎ込んだかまでわかるという。

さらに状況証拠の一つにある「うその口実で返すあてのない多額の借金」というのは詐欺罪にあたり、判明すれば通常逮捕令状が出るといわれる。多重債務などあればなおさらだ。本件の容疑が固まらない場合は、このような別件で逮捕して身柄を確保するのが常識なのだという。


Aの死後1年半も捜査を引き延ばす
県警はこの間、警察関係者600人からの事情聴取に加え、借金や金の出入りを調べるため「銀行口座など6万件以上の照会をした」などといっていたが、関係のない一般人も含めて6万人以上の口座を漁っていたことになる。今回の措置を受けて、「なぜ逮捕もせずに本人が死亡するまで泳がせたうえに、死後1年半も世間を巻き込んでまで捜査を引き延ばしたのか?


Aは盗難発覚前は県の環境部に出向していた
死人に口なしで都合の悪い真相を闇に葬り、幹部や関係者が退職する時期を見計らうための時間稼ぎだったのでは?」と指摘する声も少なくない。「この警部補は、盗難発覚前の4月から県の環境部に出向していた。大借金を抱えていたとしても、どうやって24時間監視の網の目をくぐって元職場からあれだけの金を持ち出すことができたのか説明がつかない」という声もある。


A、B、Cの3人共犯説
関係者の話によると、今回の事件は死亡した中央署生活安全課の警部補A(30代)、同じく会計課の女性職員B(50代)、元警察署長の息子で本人も警視だった退職者C(60代後半)の3人による共犯という説が有力視されているという。これらの具体名や住所も含めた資料が出回っている。決して鵜呑みにはできないが、あらまし以下のような話がまことしやかにささやかれている。


AとBは不倫関係にあった
事件発覚から約4カ月後の9月16日、県警捜査本部の事情聴取を受けている途中に自宅で亡くなった警部補Aは、中央署生活安全課で証拠品を管理する側で、盗まれた金についての詳細な情報を知り得る立場にあった。さらに金庫の鍵を管理する会計課の女性職員Bと不倫関係にあったという。


AはCから脅されていた
Bは既婚者だが、以前から県警内で複数の幹部と関係があり、Aはそのうちの一人である元警視C(所属長級で数年前に退職)から「俺の女に手を出したな。現職のお巡りが不倫したらクビになるのは知っとるの。落とし前を出せ」と脅されていたのだという。Cの妻は中央署に勤務する警察官だという。


3人で山分け
ヤミ金にも手を出して多額の借金も抱えていたAは、金庫の鍵やダイヤル番号などを熟知するBの手引きで金庫から8572万円を盗み、3人で山分けした―というのが、警察関係者のなかでもっともらしく語られている主な筋書きだ。OBまで含めて、幾人もが「みんなが知っている」というから驚かされる。


3人の相関図が出回る
相関図のメモみたいなものまで出回っている。「捜査本部なり関係者からのリークでなければ、これほど具体的な情報が流れてくることはない」と語られている。従って「逆に言えば意図的に流されている可能性もある」という見方もある。鵜呑みにはできないということだ。物証もないのだから。


Aは精神科に通院・睡眠薬を多量に服用
複数回にわたる強制捜索やとり調べの過程でノイローゼになった警部補Aは、広島では有名な精神科であるS病院に通院していた。そこで処方された睡眠薬をためて、それを多量に服用して死亡したとみられている。だが県警捜査三課は「自殺ではない」としている。

自殺でなければ他殺であり、「すぐに捜査本部を立ち上げないのはおかしいじゃないか」と普通は思うが、こういうときの捜査側の逃げ方としては「薬を多量に飲んだ誤飲」「事故死」として片付けるのだという。事件の真相を明らかにするためには「容疑者の身柄の確保」が捜査の鉄則であり、本犯の自殺は捜査側の大失態だ。その責任を回避するための処理だが、県警は「事故死」とも「病死」とも死因には言及していない。


自殺にすると都合が悪い禁じ手捜査
「捜査する側が意図的に自殺に追い込んだのではないか」という意見もかなりあった。ある関係者の話では、通常、死者が出ると検視をするために刑事課初捜班が真っ先に行くのだが、このAの死亡現場には、不思議なことに警備警察(公安)が先に現場入りしたという。検視は刑事がするもので警備が行ってどうするのかと疑問視していた。「そこでAの家に100万円束を巻いていた帯封が落ちていたので、それを証拠にしてガサビラ(家宅捜索・差押許可状)を取った」のだという。経験のあるOB曰く「警備警察は人にはできないこと、つまり禁じ手を使う。刑事が到着するまえに帯封を意図的に落とすこともできる。疑えばキリがないが、事実、警備警察はそういうことを平気でやる」と真顔で語っていたほどだ。


Bは現在休職中
この3人共犯説が事実ならば、中央署に籍がある女性職員BもAと同じ状況に置かれていると考えられる。現在は休職中で、精神病院に入院しているといわれるが、自営業をしている夫のトラックが「盗難金の隠し場所」と目されてガサが入ったという情報もある。退職者Cにも「口座に不審な入金があった」ので出頭要請が出ているというが、相手は署長クラスの元警視だ。「令状をもってこい」と一蹴しているのだという。一般人なら証拠をでっち上げてでも逮捕して自供させる例がゴロゴロしているのだが、捜査側は「証拠がない」で矛を収めたのだろうか。


Bは署内で腐れ縁が多い
また、女性職員Bは、現職の署長など所属長クラスとも腐れ縁があるため、内情を明らかにされると「首が涼しい所属長がいっぱいいる」といわれている。聞けば署長クラスの現職の実名がボロボロと出てくる。耳を塞ぎたくなるほどだ。「会計課は組織の裏金などブラックボックスの宝庫でもあり、Bが裏帳簿などの組織の秘密を握っている可能性もある」といわれ、おまけに極左といわれるような広島では有名な弁護士が付いているから下手に処分できないのだという。


Bは早期退職の意向
事件後も中央署に籍を置いていた女性職員B、さらにCの妻も早期退職するのだという。今回の書類送検にあたり「死亡した容疑者の男以外に関与の疑いが強い人物は他にいなかった」という県警の説明とは矛盾する話だ。


事件後に盗まれた金が金庫に戻っていた
また事件後、「会計課の金庫に3000万円が戻っていた」という情報も複数から聞いた。「2000万円だ」という説もある。耳にしたのは昨年6月ごろだが、会計課に監視カメラが付いたのが事件発覚から半年後の2017年11月7日。その前日のことだという。Aは9月に死亡しているわけで、本当ならば別の人間が返したことになる。「一体何のためかはわからないが、会計課に出入りしている人間にしかできない」といわれていた。ただし県警はこの件を発表していない。これまた、警察関係者のなかでザワザワと話が飛び交っているにすぎない。

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