中電工に務めていた79歳男性がアスベスト訴訟

電気設備工事会社「中電工」に勤めていた79歳の男性が、アスベストが吹きつけられた場所で作業にあたり、その後、がんの一種の中皮腫を発症したのは「会社が安全対策を怠ったのが原因だ」として3300万円の賠償を求める訴えを広島地方裁判所に起こした。訴えを起こしたのは、山口市に住む79歳の男性。

訴えによると、男性は昭和31年から平成10年まで、「中電工」の山口支社に勤務し、アスベストが鉄骨の柱やはりに吹き付けられた場所で電気工として配線の作業にあたっていたといい、一昨年、がんの一種の中皮腫を発症した。去年6月には、山口労働基準監督署から作業中にアスベストを吸ったのが原因だとして労災に認定されているという。

訴えの中で男性は「粉じんが発生している現場だったにもかかわらず、会社が安全対策を怠ったのが原因だ」として中電工に対し、3300万円の賠償を求めている。

提訴のあと、会見した代理人の藤井裕弁護士は「電気工などをしていてアスベストの病気を発症している方は多くいるので、今回の訴訟を通じて、できるだけ早期に適切な補償の仕組みを作ってほしい」と話していた。 一方「中電工」は「訴状が届き次第、真摯に対応したい」とコメントしている。(NHK広島)

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