鞆町・瀬戸内海国立公園仙酔島の木製遊具事故で県が8000万円賠償意向

福山市鞆町の瀬戸内海国立公園仙酔島で2017年1月、木製遊具の破損部分から男児が転落して大けがをした事故で、遊具を管理する広島県が家族に8千万円を賠償する意向だという。県は国の安全指針に沿った点検や部品交換を怠っており、事故を招いた責任を免れないと判断したとみられる。

関係者によると、賠償の金額などについては既に家族の了承を得たという。県は2月6日に開会する県議会定例会に提案する18年の一般会計補正予算案に、賠償費用を計上する方針。

事故は、鎖でつった等間隔の丸太を歩いて渡る遊具で起きた。8本あるうち中央付近の1本が事故当時、鎖からはずれており、当時4歳の男児が地上約50センチから転落した。男児には後遺症が残り、継続的な通院や投薬が必要になったという。

県は使用禁止などの措置を取っていなかった。県は遊具を1993年に据え付けており、日本公園施設業協会(東京)が定める耐用年数の10年を大きく超えていた。さらに、木質や金属など遊具の材質ごとに国が安全指針で定めている点検をせず、簡単な目視にとどめていた。

県は事故を受けて、管理する遊具の点検を強化。遊具の種類ごとに国の指針に沿った点検表を作り消耗品を交換するサイクルを早めている。(中国)

福山市鞆町の「仙酔島の公園」の遊具で4歳児が転落し後遺症が残るけが


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