PWJが営業赤字でレストラン・売店事業「里山の駅 庄原」から撤退

交流人口の増加などを目的に実施している国営備北丘陵公園(広島県庄原市三日市町)北エリアの無料化社会実験で、エリア内にあるエントランスセンターで、家族向けレストランとカフェ、売店を運営するNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ、神石高原町近田)が事業からの撤退を決めたという。レストランなどは集客の要となっており、今後の社会実験に大きな影響を与えることになるという。


関係者によると、国や市でつくる同エリア運営協議会に、PWJから営業赤字が続き採算の見通しが立たないとして18年12月14日付で撤退の申し入れがあったという。センター2階のレストランはすでに1月15日から冬期休業中で、1階のカフェと売店は2月末で閉店する。26日からは売店の商品を最大6割引で販売することも検討されている。レストランなどの再開時期は未定。


PWJは「地域の活性化に貢献したいと考えていたが赤字が予想以上だった。期待に応えられず残念」としている。実験開始当初はオープニングイベントの効果もあり、売り上げは順調に推移していたが、その後赤字に転落。団体客の取り込みや券売機導入などを行ったが事業改善の見通しが立たなかった。昨夏の西日本豪雨や台風なども客足が減少した要因になったという。


社会実験は18年3月24日に始め、2020年1月31日までを予定。運営協議会は今後の対応について、事業者の再公募の時期や条件など2月以降に会合を開いて結論を出す方針としている。市は「申し入れがあったのは事実。社会実験を継続するため国などと調整を続けたい」と話している。(山陽)




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PWJ レストラン・売店 事業撤退

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