東広島男子中学生自殺・広島高裁は聞き取り開示を認めず ← 憲法21条違反か

7年前(2012年)、東広島市の男子中学生が自殺したのは、複数の教師から追い詰められたことによる「指導死」だとして、母親が市に対し、生徒や教職員への聴き取りの記録などを開示するよう求めた裁判で、2審の広島高等裁判所は「個人を特定しうる情報が含まれている」などとして、1審で認めた記録も含め、すべての開示を認めない判決を言い渡した。

7年前、東広島市の中学校に通っていた2年生の男子生徒が自殺し、両親は複数の教師から繰り返し同じ指導を受け、追い詰められたことによる「指導死」であり、学校は適切な配慮を欠いていたなどとして東広島市などに賠償を求めている。

この裁判に関連して、母親は市に対し、調査委員会による生徒や教職員、それに保護者へのアンケートや聴き取りの記録を開示するよう求める裁判を起こし、一昨年、1審の広島地方裁判所は教職員への聴き取りについては開示するよう命じ、母親と市の双方が判決を不服として控訴していた。

1月17日の2審の判決で広島高等裁判所の森一岳裁判長は、1審で開示を認めた教職員への聴き取りの記録についても「生徒の言動などが記載され、個人を特定しうる情報が含まれている」と指摘し、すべての記録の開示を認めない判決を言い渡した。

判決のあと、両親は「裁判でも事実が明らかにならず、残念です」と話していたという。また、両親の弁護士は上告するか検討したいとしている。(NHK広島)

東広島市の中学2年生が公園のトイレ内で首をつって自殺

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