広島の耳カット猫は地域猫たち

街や公園を歩いていると、ノラ猫を見るときがあるが、その中に耳をカットされた猫に気付くことがある。これは誰かのイタズラなのかと思っていたが、広島市内のとある地域の掲示板に、耳をカットされた猫のことについて貼り紙がしてあった。つまり、耳をカットされた猫というのは「地域猫」だった。耳をカットされた猫というのは不妊去勢手術済みでエサやトイレを地域で管理している、というもので、ノラ猫と区別しているようだ。



耳カット猫 地域猫


ノラ猫にエサやりで住民が対立

猫が好きな人はノラ猫にエサをあげて喜んでいるが、嫌いな人もいる。特に道路や庭などにする糞について悩まされたりするが、エサをあげる人は糞については目を閉じる。毎日のようにエサをあげるなら自分の部屋で飼えばいいのに、と思うが、それについても目を閉じる。この問題が自治会などで取り上げられると年配者同士で言い合いが始まる。

それなら県や市で捕獲してもらえないのだろうかと考えるが、犬と猫とは扱いが違うのだという。

猫は引き取ってもらえない

広島県動物愛護センターのHPによると、犬の場合は放浪犬がいれば、「狂犬病予防法」に基づいて動物愛護センターが捕まえているが、猫は犬とは法律上の扱いが異なり、動物愛護センターが捕まえることはできない、という。

かと言って、犬や猫などのペットを捨てたりすると動物愛護法違反となる。そこで、どうしてもノラ猫に我慢できない人は地域の取り組みとして去勢手術をして繁殖をさせないようにする方法があるが、費用もそれなりにかかる。県では不妊去勢手術を無償で行っているが自治体によって扱いが異なる。

ノラ猫を減らす取り組み

広島県では「広島県地域猫活動ガイドライン」をつくって「地域猫活動」を推進しており、国もガイドラインをつくるなどして推進している。さらに「広島県地域猫活動ガイドライン」に則した地域猫活動を行いたいと考えている町内会・自治会等(広島市、呉市及び福山市を除く)に対して、必要な協力を行っている。

必要な協力とは「不妊去勢手術実施制度(無料)」

広島県では「広島県地域猫活動ガイドライン」に則した地域猫活動を対象に無料で不妊去勢手術を実施する制度を設けているが年間の実施頭数に制限がある。平成28年度の承認結果は、承認箇所 16カ所、手術対象猫の頭数168頭、承認場所(箇所数)は、三次市(1)、東広島市(1)、庄原市(2)、府中町(2)、廿日市市(5)、熊野町(3)、江田島市(1)、尾道市(1)。

つまり、ノラ猫に不妊去勢手術をして、一代限りとさせる取り組みだ。


次は、実際に目撃した地域猫たちの画像だ。総出演させたいところだが、時間と労力の関係上、3匹だけとした。

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まず最初に「耳カット猫」を目撃した場所が広島市南区のJR広島駅近くの場所だった。写真の黒猫の左耳をよくみると、カットされているのが分かる。


南区の地域猫1

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南区の地域猫1-1



比治山の地域猫
比治山に行くと、古びた建物があるが、ここには恐らく10匹くらいの猫がいる。その中から2匹ほどクローズアップしてみた。すると、どちらも左耳がカットされていた。


比治山の地域猫1

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比治山の地域猫1-1


比治山の地域猫3


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比治山の地域猫3-1



ここからは、耳カットされていない猫
ここで取り上げた猫については耳カットされていないが、飼い猫なのかノラ猫なのか不明だ。

黄金山にも猫はいるが、ここの猫は耳カットされていなかった。

黄金山の猫2

黄金山の猫1


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黄金山の猫1-1


広島城・護国神社の猫

広島城の猫1

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広島城の猫1-1


吉島の猫
吉島の猫


流川の猫
流川 猫


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