「核兵器廃絶目標」広島市2020年・広島県2045年

広島市長を会長に置く「平和首長会議」が、核兵器廃絶の目標年とする2020年が迫っているという。到底不可能な目標を掲げているが、核兵器がこの地球上から無くなるためには、完全に平和(定義が難しい)にならなければ成し得ない。現実には人間社会に完全無欠の平和など絶対に在りえないし、分かり易く言えば「世の中、いい人ばかりじゃない」という絶対不滅の格言が物語っている。

核兵器廃絶は世界の平和が前提


広島市と広島県に距離

平和首長会議のビジョンの柱である核兵器禁止条約は実現したものの、保有国が反対の姿勢を崩さず、核兵器削減のペースは鈍化した。その中で広島県は2045年を目標にするよう国連に働き掛けると表明した。一日も早い廃絶を訴える被爆者たちは市、県に条約の批准を強く迫るよう求める。


目標を2000年に設定

この世から核兵器を廃絶させる目標を2000年に設定した理由は、「生きている間に廃絶を実現したい」との被爆者の訴えが基調にあると言われている。また、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の最終文書で保有国の「廃絶の明確な約束」が記されながら期限が示されない中、03年に平和市長会議が提唱した。当時の会長は秋葉忠利・前広島市長。市長会議は13年、現在の平和首長会議に改称した。


首長会議は、平和市長会議の名称だった03年にまとめた指針「2020ビジョン」で目標年を提唱した。核兵器禁止条約で核軍拡を防ぎ、削減のペースを速めて17年後に廃絶する道筋。残り3年となった17年、禁止条約は、核兵器を持たない122カ国・地域が賛成して国連で採択された。首長会議は、後にノーベル平和賞を受ける非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)と連携して、採択を訴えた。


世界の核兵器1万4500発

しかし、核兵器数は最新の18年1月推計で約1万4500発に上る。首長会議のビジョンをまとめた03年の約3万発から半減したが、近年は1年に数百発の減少にとどまる。米国が中距離核戦力(INF)廃棄条約の離脱方針を表明し、核軍拡すら懸念され始めた。


加盟都市は世界7千都市を越え、日本では既に100%近い自治体が入っている。(中国)


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