福山の花園保育園が永雲寺に土地の明け渡しを命じる判決

12月20日、福山市住吉町の永雲寺が、園庭として花園保育園が使用する土地などの明け渡しを求めた訴訟の判決が広島地裁福山支部であった。金光秀明裁判官は、「(土地の)使用賃貸借契約は認められない」などとし、園側に明け渡しを命じた。寺の敷地で保育園や幼稚園を法人が運営するケースは各地であるがトラブルとなった場合、通う子どもたちに影響が出る懸念がある。

同園の園児数は177人(5月時点)。園庭を明け渡せば、福山市の園庭の面積基準を満たせなくなるとみられる。ただ、市によると、近くの公園などを利用すれば基準を満たすという。

金光裁判官は判決文で、園を運営する被告側が提出し、賃借契約があったと主張した役員会議事録などの書証について「真正に成立したものとは認められない」と信頼性を否定。その上で「被告は、使用貸借権を有していなかった」とし、明け渡しを命じた。判決確定前の強制執行が可能となる仮執行宣言も付けた。

原告側などによると、園庭の敷地が徐々に広がり、園と寺側の関係も悪化。檀家が本堂を使用できない状態が続いていたという。被告側は「長年土地を使っており、貸借契約は成立していた」とし、控訴し、強制執行の停止を申し立てるとしている。(中国)




花園保育園 永雲寺


永雲寺 Vs 花園保育園


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