暴力団組員であることを隠してゴルフプレーに有罪判決

12月20日、広島地裁呉支部は、暴力団組員であることを隠してゴルフ場を利用したとして、詐欺罪に問われた呉市広吉松2丁目、指定暴力団共政会荒岡組組員山下隆明被告(47)に懲役8カ月、執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)の判決を言い渡した。曳野久男裁判長は「動機は身勝手で酌むべき事情はない」と指摘し、被告側の無罪主張を退けた。

判決によると、17年10月13日、竹原市内のゴルフ場で、利用約款などで暴力団組員の利用が禁止されているにもかかわらず、「私は現在、暴力団などの反社会勢力に該当しないことを表明します」と書かれた欄にチェックして利用を申し込み、プレーした。

弁護側は「被告がゴルフ場従業員に暴力団組員ということを見抜かれていると認識しており、詐欺の故意はなかった」として詐欺罪は成立しないと主張していた。

曳野裁判長は、被告が暴力団などの反社会的勢力に該当しないとする署名カードを従業員に提出した時点で「従業員を誤信させてプレーすることになるがそれでも構わない」とする詐欺の未必的な故意があったと認定した。(中国)

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