広島県内の厳しい校則(ブラック校則)

厳しい校則というのが広島県内にあるという。人によっては「ブラック校則」と呼ぶそうだ。いったいどんな校則なんだろうか。そして何のために厳しい校則があるのだろうか。高校で厳しい校則を設けても、大学生活で厳しい校則から解放されてタガが緩み、久々に会うと別人に変貌していたりする。

そんな連中でも、就職活動の時期になり、社会人として会社に勤める頃には正装したりしている。そして、それなりの企業に入社できた暁には、社会人としての社員教育や社員研修を受けて、まともな人間に成長していく。(零細企業には無い)。ということは、高校で厳しい校則に縛られることには意味がないと考えられるが、高校生活は集団生活の場。親とすれば少し厳しいくらいがちょうど良いと思うこともあるだろうし、それよりも真面目な親は、周囲に悪影響を及ぼすような問題のある生徒を心配する。もし学校生活で生徒の個性を主張するなら外見ではなく、中身で勝負すべきだと思う。

ところで、今回の厳しい校則(ブラック校則)については、少し行き過ぎのところがあるようだ。


厳しすぎる校則は必要? 

「息子が高校に入る時、天然パーマを証明するために幼少期の写真と『地毛登録届』を提出させられた。そこまで必要でしょうか」。広島市西区の主婦(49)から疑問が寄せられた。この高校は、県立広島商業高校(広島市中区)。同校では2週間に1度、服装など身だしなみを検査し、違反すると専用紙に保護者の署名と押印を求めている。生徒指導担当の教諭(53)は「検査時にパーマや染髪をしているんじゃないか、との誤解を受けないよう事前に登録してもらっている。写真は事実確認に必要」と説明。あくまでも「検査によって、生徒が精神的苦痛を被らないようにするため」と強調する。

一方、声を寄せた女性は「親が子どものくせ毛を証明しないといけないなんて。我が子は学校に信用されていない感じがした」と戸惑う。「真っ黒の直毛が当たり前、という考え方もおかしくないですか」


各学校に独自の校則ルール

中国地方の公立中高でみると、他にも細かなルールを定めている学校がある。広島県内のある町立中は、マフラーとネックウオーマーを禁じている。「何重にも巻くと華美になる恐れがあるため」という。

また、複数の広島市立の中学は、コート類の上着を禁止。寒さ対策としてのハイソックスや膝掛けを禁止する学校もある。

娘が県立校に通う保護者女性(47)は「子どもは震えながら登校している。生徒の健康管理こそ大切なのでは」と問う。

防寒具の禁止は「身体的な苦痛を強いている」との見方もある。

ポニーテール禁止」など、髪型の規則も多い。

岩国商業高校(岩国市)は「後ろ髪が首の付け根についてはいけない。女子はつく場合は結ぶ」というルールがある。

眉の手入れを禁じたり、髪に着けるピンやゴムの色を指定している学校も少なくない。

校則について定める法律はなく、各校の判断に委ねられている。


学校はなぜ、厳しい校則を必要とするのか

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「生徒の将来を考えてのこと」と、地毛登録を求める安西高(安佐南区)生徒指導担当の志村祐教諭は説明する。「就職の面接などは見た目で判断されることが多い。好印象の姿を普段から身に付けてもらいたい。ルールを守ることで、社会の厳しさを学ぶこともできる」。

広島市内のある高校の教頭(57)は「集団生活で自由すぎると、秩序が保てない。学校の評判を落とさないためにも厳しさは要る」とする。


合理性の説明が鍵

「校則は全国的に厳しくなっている」と、名古屋大学大学院の内田良准教授(教育社会学)は指摘する。校内暴力が吹き荒れた1980年代よりも厳しいとの見解だ。

大学で推薦入試の割合が増え、学校が生徒を管理する傾向を強めているとみる。「違反者が出るたびに指導を細かくマニュアル化し、厳格化する流れが続いている」

ブラック校則という言葉は、こうした管理編重型の教育に一石を投じるものだろう。学校生活で一定の秩序を保つためのルールは必要だが、「大切なのはその合理性を説明できるかどうか」と内田准教授は強調する。

「企業が従業員の髪型や眉の手入れを規制する場合、合理性が厳しく問われ、人権上の問題となることもある。理不尽なルールを押し付けるのではなく、子どもの尊厳を守り多様性を尊重する校則であるかどうか、点検する必要がある」(中国)

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