黄金山町鉄塔解体工事転落死事故で日本エレクトロニツクシステムズを略式起訴

広島市南区黄金山町の鉄塔解体工事現場で昨年、派遣作業員男性(当時63)が転落し死亡した事故で、広島区検は12月3日までに大阪市の「日本エレクトロニツクシステムズ」と同社の副現場責任者男性(48)を労働安全衛生法違反罪で略式起訴した。広島簡裁は同日までにそれぞれ罰金20万円の略式命令を出した。

17年10月30日に男性に解体作業をさせていた際、鉄筋2階建ての建物の屋上に囲いや手すりを設けるなどの危険防止措置を怠ったとして、広島中央労働基準監督署が書類送検していた。

また広島地検は、同容疑で書類送検されていた下請けの東区の家屋解体業の会社と同社の現場責任者男性(37)を不起訴処分とした。地検は「情状全般を考慮した」としている。(中国)

黄金山のFMラジオ送信所の解体作業中に作業員が転落死

関連記事

スポンサーリンク

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ