広島市がシステムの不具合で緊急避難速報が一時配信できず

西日本豪雨が各地に被害をもたらした7月6日夜、2014年の広島土砂災害を機に広島市が導入した防災情報共有システムに不具合が生じ、安芸区や安佐北区などの市内4区で、避難指示を伝える緊急通報メールが一時配信できなくなっていたという。市はシステムの制作管理を委託しているメーカーに依頼し、原因を調べでいる。

広島市は気象庁が出す大雨特別警報を市内の各区が避難指示を出す基準の一つとしているが、7月6日、気象庁が広島県に特別警報を出したのは午後7時40分。各区はこれを受け、区内にいる人たちの携帯電話を強制作動させ、避難指示を伝える緊急通報メールの配信準備に入った。

しかし、安芸、南、安佐北、東の各区によると、配信するメールの作成中に文面が消えたり、配信しようとした際に、画面が固まって送れなかったりする不具合が数分から数十分間続いた。市内で死者が最も多かった安芸区がメールを配信したのは、特別警報から36分後の午後8時16分だった。

同区災害対策本部は「特別警報が出てすぐに避難指示を出す決定をしたが、システムの不具合で現場が混乱した。早く配信しなければならないのにできないので、焦りばかりが募った」と説明する。(中国)

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