サンフランシスコ市慰安婦像受け入れに在米広島出身者が怒る!

米サンフランシスコ市による慰安婦像と碑文の寄贈受け入れが決まった11月22日、在米日本人や日系人からは怒りや失望の声が相次いだという。その中で、一貫して設置に反対してきたのが、広島出身で在米日本人の藤本聖香さん(75)。藤本さんは加州日本人慈恵会事務局長を務めている。

今回の慰安婦像を巡っては、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市で、中国系市民団体が立てた従軍慰安婦像を市の公共物として受け入れる決議案が承認された。これを受けて大阪市の吉村洋文市長が、「サンフランシスコ市が団体から慰安婦像の寄贈を受け入れることになれば、姉妹都市の関係を解消する」と述べてる。大阪市とサンフランシスコ市との姉妹都市提携は今年で60年になるという。

ちなみに、広島市は韓国の大邱市と友好・姉妹都市として1997年に提携している。慰安婦像のメッカ・韓国とのお友達関係は、もう20年になるのだ。



藤本さん サンフランシスコ在住

藤本聖香さん(75)



「地域のコミュニティーを分断してしまう」。日系慈善団体事務局長の藤本聖香(せいこ)さん(75)=広島県出身=は、こうつぶやいた。渡米から45年以上たつが、国籍は日本のまま。育った日本のイメージと相いれない像への違和感を抑えきれず設置に反対してきた。

「『慰安婦イコール日本の兵隊』と受け止められるのは我慢できない。女性の人権を守るというなら他にもやり方はあったはずだ」

韓国系の人々とも交流が深く、像設置に反対してくれる人も多かった。だが、2015年に像設置を支持する決議案が市議会で可決された直後は気まずい雰囲気に。「あんなものを建てて一体何になるのか?」
   
15年9月に開かれた市議会委員会の公聴会。「シェイム・オン・ユー(恥を知れ)!」。出席した元慰安婦の証言の信憑性を疑問視する日系住民側の指摘に、市議の一人が声を上げた。

像設置に反対して何度も市議会に足を運んだ日本人女性(56)は「われわれの声は全く考慮されなかった」と述懐。市内の日系女性(70)も「あまりにも日本人を侮辱した言葉だった」と唇をかんだ。

中国系米国人らによる団体が圧倒的な組織力で進める計画に女性は10人ほどの仲間と草の根で反対活動を続けた。反日ムードが醸成されて審議が続く中、一部市議から「デナイヤー(歴史の否定者)」呼ばわりされ、屈辱をかみしめた。

美しい眺望の「ゴールデンゲート・ブリッジ」を観光する日本人客らであふれるサンフランシスコには、古くからの「日本人街」が存在。一帯のシリコンバレーには、世界的なIT企業や起業家が集まり、日本企業の重要なビジネス拠点の一つになるなど、この街は日本との関わりが深い。

それだけに、在米日本人や日系人らにとって悔しさは言葉にできない。日系女性らが大阪市との姉妹都市関係の解消を求める署名をネット上で始めたところ、賛同者は1600を超えた。(産経)



サンフランシスコ市 慰安婦像
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