東名あおり運転で九州男児が車を停車させて広島県民の仕事の妨害をする

17年6月、大井町赤田の東名高速道路で、静岡市清水区の夫妻が死亡し、娘2人らが負傷した多重事故で、夫妻の車を追い越し車線に止めて事故を誘発したとして、県警が乗用車を運転していた男を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの疑いで逮捕したことが10月10日分かった。捜査関係者によると、逮捕されたのは、福岡県中間市に住む男で建設作業員石橋和歩容疑者(25)。

事故は、6月5日午後9時35分ごろ発生。下り線の追い越し車線で、前方から男の乗用車、夫妻のワゴン車の順で停車しているところに、広島市の男性(63)のトラックが突っ込み、さらに、その後方から乗用車が追突した。

事故当時、夫妻と男、男の車に同乗していた名古屋市の無職女性(22)の4人が車外にいたとみられ、夫妻が死亡。同容疑者と女性が重傷を負ったほか、夫妻の長女(15)、次女(11)も軽傷を負った。

捜査関係者によると、男は事故現場から約1キロ手前の中井パーキングエリア(PA)の走路に車を止めてたばこを吸っていた際、すれ違いざまに「邪魔だ」と注意され腹を立てて追走。約1キロにわたってワゴン車をあおるなどした末、進行方向を遮る形で停車させ、事故を誘発したなどした疑いが持たれている。

県警は、停車中の2台に追突したトラックの男性についても同法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検する方針。捜査関係者によると、事故を引き起こしたとして、直接衝突していない車の運転手を逮捕するのは異例という。(神奈川新聞)



石橋和歩容疑者

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東名あおり事故、追突した運転手「両親奪い申し訳ない」

神奈川県大井町の東名高速で17年6月、「あおり運転」をしてワゴン車を停車させ、トラックによる追突事故でワゴン車に乗っていた夫婦を死なせたとして、危険運転致死罪などに問われた石橋和歩被告(26)の裁判員裁判が18年12月3日、横浜地裁で始まった。検察側は、トラックを運転していた男性の調書を読み上げ、「ワゴン車に気づいて急ブレーキをかけ、左にハンドルを切ったが、止まりきれなかった」という供述を明らかにした。

事故が発生した現場は3車線ある。調書などによると、男性は別の大型トラックの後に続きながら、一番右の追い越し車線を走行していた。前を走るトラックは車線変更をしてワゴン車との衝突を避けたが、男性は間に合わなかった。「車間距離を十分にとっていなかった。100メートルあればぶつかることはなかったと思う」と供述をしたという。

現場付近では、大型トラックは一番左の車線を走行することが義務づけられている。調書によると男性はそのことも分かっていたが、「東名高速は走り慣れているので、心のどこかで事故を起こすことはないと思っていた」という。

事故では萩山嘉久さん(当時45)と妻の友香さん(同39)が亡くなり、2人の娘もけがを負った。男性は「一日もあの事故のことを考えなかった日はなく、今後も忘れることはない。事故を防ぐように運転していれば2人は亡くならなかった」と供述し、2人の娘に対しても、「両親を奪い、大変申し訳なかった」と述べたという。(朝日)


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