江崎グリコ広島工場が18年9月で閉鎖

大手菓子メーカーの江崎グリコは、広島市にある乳製品の工場について、市場の縮小を理由に来年9月で生産を終了し、閉鎖することを決めた。閉鎖が決まったのは、江崎グリコの広島市安佐南区緑井にある乳製品の広島工場。江崎グリコは、8月21日の取締役会で広島工場を操業する生産子会社を解散することを決め、工場での生産を18年9月で終了し、閉鎖する予定であることを公表した。

閉鎖の理由について、主力製品を生産していないため、会社全体としてみると生産能力が余剰になっているという。広島工場は昭和34年に操業が始まり、現在は主に中国地方向けに乳製品や飲料を生産していて、閉鎖後は同じ乳製品を作る岐阜県や佐賀県など国内のほかの5つの工場に集約される計画。

また、広島工場では正社員と嘱託社員40人、パート従業員50人を雇用している。会社では、正社員と嘱託社員はほかの工場への配置転換や転職支援を行い、パート従業員については全員、在職年数に応じた「慰労金」を支払ったうえで雇用を打ち切るとしている。

江崎グリコでは、広島工場に加えて佐賀市にある菓子製品の工場も閉鎖する計画で、2つの工場の閉鎖に伴って今年度の決算で5億3500万円の特別損失を計上することになるとしている。

工場の閉鎖が決まったことについて、近くでお好み焼き店を経営する33歳の男性は「工場はずっとあるものだと思っていたので、閉鎖と聞いて驚きました。従業員がたまに利用してくれていたので、地域の活気が減って寂しいです」と話していた。 (NHK広島)



江崎グリコ広島工場閉鎖

スポンサーリンク

広告