北広島町の上空で米軍機が火球「フレア」の射出訓練

広島県北広島町の上空で、米軍機とみられる機体が火炎弾「フレア」の射出訓練をしたという。複数の住民が目撃した。フレアは向かってくるミサイルを回避するためのおとりの熱源で、専門家は「民家が点在する地域での訓練は記憶にない」としている。

目撃されたのは、10月11日午後2時半~3時ごろ、西中国山地の米軍の訓練区域「エリア567」内。同町の農園で作業中に目撃した岩本さん(49)によると、機体が高度や場所を変えながら一度に2つの火球を複数回射出。射出誤、急上昇することもあった。

フレアは赤外線探知などで追尾してくるミサイルを誘導、かく乱するために使われる。軍事評論家の前田哲男氏によると、放出訓練は通常、海上で行われる。農園は町芸北支所の西2.5キロにあり、近くには民家や店舗などがある。

前田氏は「フレアは上空で燃え尽きるため地上での危険性は少ない。しかし、実戦想定の訓練で、住民が不安になるのは当然だ」と指摘。「機体は米海兵隊岩国基地(岩国市)所属の可能性が高い。北朝鮮情勢の緊迫化で、米軍が実践訓練を重ねている」とみる。(中国)





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