詐欺師にはやさしい広島人が1625万円だまし取られる

広島市の30代の女性が、調査会社の関係者を名乗る男からインターネットのサイトの延滞金請求の名目で現金1625万円をだまし取られた。4月1日、広島市中区の30代の女性のスマートフォンに調査会社をかたる会社から「あなたが登録したインターネットのサイトが放置されたままだ。延滞金を請求しているので電話をしてほしい」などとメールが届いたという。

女性が指示された携帯電話の番号に電話をかけたところ、この会社の関係者を名乗る男が電話に出て「延滞金が発生しているサイトが複数ある。このままではあなたや家族の財産が差し押さえとなる」などと言われ、あわせて1625万円をだまし取られたという。

女性はこのうち1145万円を、4月20日に指定された広島市中区の路上で関係者を名乗る男に手渡したほか、その1週間後には残りの480万円を「DVD」と記載した郵便物に入れ、指示された関東地方の住所に郵送したという。

女性は現金を工面するため複数の消費者金融から借金し、返済が困難になったことから警察に相談に訪れ、だまされたことに気づいたということで警察は詐欺事件として捜査している。(NHK広島)

1000万円の詐欺容疑で新宿区の57歳の風俗店店員を逮捕

投資をめぐるトラブル解決などの名目で広島市の74歳の男性から現金あわせて1000万円をだまし取ったとして、警察は5月12日、57歳の風俗店従業員の男を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し男は容疑を否認しているという。逮捕されたのは東京・新宿区の風俗店従業員柏崎尚也容疑者(57)。警察によると柏崎容疑者は何者かと共謀し、4月8日と13日、広島市に住む74歳の自営業の男性に対し、「投資をめぐるトラブルの解決の費用が必要だ」などと嘘を言って2回にわたって現金あわせて1000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれている。

被害にあった男性には先月はじめ、「研究施設の出資金のため名義を貸してほしい」という勧誘の電話があり、男性が承諾すると様々な名目で現金を求める電話が相次いだという。男性が千葉県市川市に小包で現金を送った際に受け取ったのが柏崎容疑者だったということで、調べに対し「中に入っているものが何かは知らなかった」と供述し容疑を否認しているという。男性はほかにも1000万円をだまし取られたと話しているということで、警察は複数の共犯者がいるとみて捜査を進めることにしている。(NHK広島)

ETCカード事業組合出資法違反事件で主犯の男に懲役4年6カ月

ETCカードの事業組合への出資を不正に募り、不特定多数の人から金を集めた代表理事の男に、広島地裁は懲役4年6ヶ月の判決を言い渡した。この裁判は、経営環境開発協同組合の代表理事・奥垣内次郎被告が、現在公判中の桑田港士被告と共謀。2012年12月からETCカードの事業組合への出資を持ちかけ、広島市の男性など6人からあわせて3450万円を受け取った。さらに奥垣内被告らは供託金の名目で、別の3人からあわせて1100万円を騙し取り、出資法違反と詐欺の罪に問われているもの。判決公判で広島地裁の丹波芳徳裁判官は、被告は「一部の被害を弁償しているが、中心的な役割を果たし、刑事責任は重い」として、懲役6年の求刑に対し懲役4年6ヶ月の判決を言い渡した。(TSS)

労災死亡事故の遺族から1300万円騙し取った運送会社の元支店長

県内にある運送会社の支店長だった男が、労災事故で死亡したドライバーの妻に対し「補償金を分割して払い直すため一部、返金して欲しい」などとうそを言って、あわせて1300万円をだまし取ったとして、警察は元支店長を詐欺などの疑いで逮捕した。逮捕されたのは廿日市市永原に住む運送会社の元支店長小田隆弘容疑者(56)。

小田元支店長は、去年5月から10月にかけて労災事故で死亡したドライバーの妻に対し、「会社が一括で支払った補償金を分割して払い直すため、一部返金して欲しい」などとうそを言ってあわせて1300万円をだまし取ったとして詐欺などの疑いが持たれている。

警察によると小田元支店長は、ドライバーが労災事故で死亡した際に遺族への対応にあたっていて、うその書類に本物の会社の印鑑を押して遺族をだましていたという。調べに対し小田元支店長は「すべて私がしたことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということで、警察は小田元支店長がだましとった金の使い道などについて詳しく調べている。(NHK広島)

自民党所属の広島市議が政務調査費詐欺容疑で告発

自民党所属の熊本憲三・広島市議(52)が平成23年度の政務調査費(現・政務活動費)20万円をだまし取ったとして、広島市安佐北区の男性(73)が3月1日、詐欺の疑いで広島東署に告発状を提出した。同署は同日受理したという。領収書の写しに記載された住所地が実在せず、男性は受取人の存在が虚偽の可能性が高いと主張している。

告発状によると、熊本市議は事務員への人件費として10万円を支払ったとする23年11、12月の日付が入った虚偽の領収書2枚を作成し、所属会派から計20万円をだまし取ったとしている。男性によると、写しは知人から入手。これとは別に情報公開請求で入手した領収書は住所や氏名が黒塗りにされたが、この2枚の他に23年7~10月、翌24年1~10月にも計約140万円分が、同じ筆跡で書かれていたという。(産経)

広島県信用組合の元支店長が2000万円詐欺容疑で逮捕

広島県信用組合の元支店長が「定期預金にする」などとうそを言って、顧客から預かった現金2000万円をだまし取っていた疑いが強まり、警察は詐欺の疑いで逮捕した。元支店長は預金およそ3500万円を着服していたことが信用組合の調査で分かっていて警察は余罪についても捜査を進める方針。

逮捕されたのは広島県信用組合の元支店長、亀田高博容疑者(54)。警察によると、亀田元支店長は3年前の4月、「定期預金にする」などとうそを言って顧客の尾道市の会社から預かった現金2000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれている。元支店長は「信用組合で2000万円を借りて定期にしてください」などと持ちかけ、融資した金を信用組合に入金せず、だまし取っていたという。

調べに対し「間違いありません」と供述し容疑を認めているという。元支店長は3年前までのおよそ6年間に、顧客19人から預かった預金およそ3500万円を着服し、広島県信用組合も問題を把握していたのに、去年8月までの2年以上にわたって事実を公表していなかったことが信用組合や第三者委員会の調査で分かっている。警察はだまし取った金を以前に着服した預金の穴埋めに充てたとみて余罪についても捜査を進める方針。(NHK広島)



広島県信用組合尾道支店長

マイナンバー詐欺が広島県内で発生

マイナンバーを言葉巧みに聞き出し、そのトラブルに関する解決金名目で金を騙し取ろうとしたとして、東京都に住むアルバイトの男が詐欺未遂の疑いで逮捕された。逮捕されたのは、東京都練馬区に住むアルバイト・古川友昭容疑者。調べによると古川容疑者は別の犯人と共謀し、12月21日、広島市安佐南区に住む75歳の女性に、「震災支援のためにあなたの個人番号が必要になるので教えてください」と電話をかけ、女性からマイナンバーを聞き出した。その後、別の電話で「なんで教えたんですか!このままでは警察に捕まりますよ」などとウソを言い、解決金名目で現金200万円を騙し取ろうとした疑いが持たれている。

その後、古川容疑者が宅配便で送られてきた現金を受け取りにきたところ、待ちぶせしていた警察官が発見し現行犯逮捕した。調べに対し古川容疑者は「荷物を受け取ったことは間違いないが、中身が現金とは知らなかった」と容疑を一部否認しているという。警察によると、マイナンバーに関して役所などが番号を聞き出すような問い合わせをすることはないので、こういった電話がかかってきたら詐欺だと思って、決して「番号を教えないように」と注意をよびかけている。(TSS)

尾道の80代の女性が1500万円騙し取られる

「老人ホームに入居する権利を震災で困っている人に譲ってほしい」と、嘘の電話を受けた尾道市の80代の女性がグループ企業の社員らを名乗る男からトラブル解決のための費用などの名目で、現金あわせて1500万円を騙し取られる事件が発生した。

被害に遭ったのは尾道市の80代の女性で、今年8月、建設会社の社員を名乗る男から「老人ホームの入居者名簿にあなたの名前があるが入居する権利を震災で困っている人に譲ってほしい」と、嘘の電話があったという。

女性は郵便局から引き出した現金300万円を指定された住所に宅配便で送ったところ数日後、グループ企業の社員を名乗る男からの電話で「入居をめぐり裁判沙汰になっている」と告げられ、トラブル解決のための費用の名目でさらに現金1200万円を送り現金あわせて1500万円を騙し取られたという。

女性は2回目の電話の男から「年内に結果を伝える」と言われたため連絡を待っていたが、連絡先に電話をかけたものの、つながらなかったため、騙されたことに気付いたということで、警察は詐欺事件として捜査している。(NHK広島)

マイナンバー詐欺未遂発生、広島県内発

マイナンバー制度を悪用して現金を騙し取ろうとする事件が広島県内で初めて発生したという。警察にると、10月27日午後、広島市佐伯区の70代の男性の家に市役所の職員をかたる30代前半くらいの女が訪れ、「マイナンバー登録のために1万2000円が必要」などと言い、現金を騙し取ろうとする事件があった。

不審に思った男性が身分証の提示を求めると女は何も言わずに立ち去った。県警によると、マイナンバー制度に関連する事件は広島県内で初めて。今後も同様の事件が発生する恐れがあるため、県警は、マイナンバーに関する電話や郵便物を受け取った場合は、役所や警察署、総務省のコールセンターなどに確認するよう注意を呼び掛けている。(TSS)

福島の山林原野商法でリーダー格の男に懲役8年の判決

全国のお年寄りが、福島県の山林を不当に高く売りつけられ、現金をだましとられた詐欺事件の裁判で、広島地方裁判所は、被害者からの現金受け取り役グループの、リーダー格の男に、懲役8年の判決を言い渡した。判決によると、東京都中野区の柿崎樹雄被告は、数人の仲間と共謀し、おととし、過去に投資詐欺の被害にあったことのある、広島市や東京都などのお年寄りに、「被害金を取り戻せる」と持ち掛けて、福島県二本松市の山林を不当な高値で販売し、15人から現金あわせておよそ1億3000万円を、だまし取るなどした。

広島地裁の河村宣信裁判官は、「被告は共犯者を使って、現金受け取りグループを構成・指揮していて、犯罪遂行に不可欠の立場で、刑事責任は格段に重い」と指摘。そのうえで「過去に詐欺被害にあった人を事前に選ぶなど、周到な準備のもとでの巧妙で卑劣な犯行」などとして、柿崎被告に懲役8年を言い渡した。この事件では柿崎被告と一緒に逮捕された、現金受け取りグループの男4人が、懲役5年から4年6ヶ月の実刑判決を受けている。また、グループへの指示役とされる、白木健太被告の裁判が続いている。(RCC)