厳島神社の大鳥居の亀裂に観光客が小銭差し込み

世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市宮島町)の大鳥居に、観光客が次々と硬貨を差し込み、神社が頭を悩ませているという。大鳥居の老朽化が進む恐れがあるため、神社は定期的に取り除いているが、再び次々と差し込まれるいたちごっこが続いているという。厳島神社は推古天皇即位元年(593年)の創建と伝えられ、現在の大鳥居は8代目で、1875年に建立。高さ16メートルで、樹齢500~600年のクスノキを使った主柱2本と、添え柱4本で支えている。硬貨は柱に自然にできた亀裂や隙間に差し込まれ、大半が1円玉や10円玉。中には外国の硬貨もある。

神社によると、観光客が独自に始めた習慣で、以前から大鳥居の下の海面に観光客がさい銭代わりに投げ込む習慣はあった。宮島の観光客は、神社ゆかりの平清盛がNHK大河ドラマで放映された影響などで、昨年初めて400万人を突破。神社や宮島観光協会によると、観光客が増え、さらに差し込まれる硬貨が目立つようになったという。厳島神社の担当者は「定期的に取り除いているが、なくならない。柱の負担が大きいのでやめて頂きたい。市と相談しながら啓発活動を考えている」と話す。(朝日)

厳島神社 大鳥居
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