逮捕者46人!広島市職員の不祥事列伝(2004年~2013年)

11月7日、広島市安芸消防署(広島県海田町)で1週間余りの間に2人の消防士が逮捕された。救急隊の同僚で、逮捕容疑はそれぞれ詐欺と県迷惑防止条例違反(卑わいな行為)だった。危機感を抱いた市消防局は、約1400人の全消防職員への緊急面談を始めたという。

本年度、逮捕された市職員は既に4人に上る。7日朝、安芸消防署25歳の男性消防士が6日夕、大型商業施設内で女子高校生のスカートにスマートフォンを差し入れたとして現行犯逮捕されたのを受け、19人の幹部会議が開かれた。

10月30日にも同署の22歳の男性消防士が詐欺容疑で逮捕され、幹部会議を開いたばかりだった。「信頼回復に向け、規律徹底を図っている最中で誠に残念。市民に申し訳ない」と石田圭三署長。市消防局は7日、全職員約1400人を対象に緊急面談を始めた。金川武文職員課長は「現場の声を抽出し、不祥事の背景を探る」としている。

教職員を含め約2万1千人の職員がいる広島市。職員の逮捕(不起訴を含む)は2004年度以降で計46人に上る。昨年度は最多の8人だった。「不祥事が後を絶たないのは、住民のために働きたいという公僕意識が二の次になっているからでは」と指摘するのは、元中国管区警察局長でNPO法人危機対応能力開発機構(東京)の大貫啓行理事長。「管理職にも『無難に過ごしたい』という傾向がないか。職員と一丸で達成すべき課題を持てば職場にも緊張感が広がるはずだ」と話す。(中国)


【広島市職員(教員、臨時などを含む)の逮捕履歴】 不起訴を含む ★市消防局
2004年度3人暴行、詐欺、窃盗・有印私文書偽造同行史・詐欺
2005年度5人酒気帯び運転・業務上過失傷害、建造物侵入、窃盗未遂、競売入札妨害2人
2006年度4人窃盗、傷害2人、器物損壊
2007年度4人公然わいせつ、恐喝、窃盗、★暴行
2008年度3人公然わいせつ、傷害、強要未遂
2009年度5人住居侵入、窃盗、酒気帯び運転、★迷惑防止条例違反、傷害、
2010年度5人迷惑防止条例違反3人、女性暴行、青少年健全育成条例違反
2011年度5人窃盗、酒気帯び運転、公然わいせつ、当て逃げ、★傷害
2012年度8人迷惑防止条例違反、住居侵入、廃棄物処理違反、酒気帯び運転2人、有印私文書偽造同行使・詐欺、自動車運転過失傷害、★酒酔い運転
2013年度4人窃盗、守秘義務違反、★詐欺、★迷惑防止条例違反

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