広島県内の虐待相談件数が1633件 全国的にみても異常に高い数字

広島県内の児童相談所が昨年度に受け付けた虐待相談件数が、1633件だったことが分かった。

県が7月21日、広島市中区であった県児童虐待防止連絡会議で報告した。2008年度の1378件に比べて255件増加し、児童虐待防止法が施行された00年度以降で最多となった。

県こども家庭センター3カ所と広島市児童相談所への相談や通報の件数をまとめた。県は増加理由について「保護者の経済状況の悪化が要因の一つ」と指摘。早期通報、相談への意識が年々高まっていることも背景にあるとみている。 

虐待への対応は、児童相談所が親の同意を得て行う一時保護が241件で08年度に比べて58件減。一方、緊急性が高いと判断し、親の同意なしに職権で行う一時保護が68件と16件増えた。 虐待を受けた子どもは、0歳から就学前までが763件で46・7%を占め、低年齢に集中する傾向が続く。虐待者は、実母が61・1%に対し、実父は25・5%となっている。

虐待の内容は、暴行など身体的虐待が824件で半数を超え、08年度比で1・4倍。育児放棄(ネグレクト)は微増の543件だった。 県児童虐待防止連絡会議は、県や市町、司法や医療関係者でつくっている。
                                            
                                             (中国新聞)


この数字は全国的に見て、どの位置にあるのか。
厚生労働省によると、平成20年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は42662件

2008年度(平成20年)の全国の人口は1億2793万人
42662人÷1億2793万人≒0.033% 
10万人に対して33人の相談件数

広島県の人口(平成21年)は、286万人
1633人÷286万人≒0.057%
10万人に対して57人の相談件数

調査年度が全国と広島県で1年ずれているが、全国の平成21年度の数字が多少増えて発表されたとしても、全国では数字の比率に大きな差は出ない。

単純な計算ではあるが、問題は広島県内での虐待相談件数が、全国的にみて異常に高いということだ。
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