広島市で国保未納で差し押さえが増加

広島市で2010年度、国民健康保険の保険料滞納に伴う財産差し押さえが965世帯に上り、5年間で約6.7倍に急増したという。景気低迷による加入世帯の収入減少に加え、高齢化に伴う医療費の増大に伴い保険料が高くなっていることが影響している。自治体は国保料の滞納世帯に対し、地方税法などに基づいて財産の差し押さえができる。市は滞納を確認した世帯に督促状を送ったり、訪問したりして納付を促す。それでも納める意思がないと判断した場合は財産を押収、換金して保険料に充てる。市で06年度に143世帯だった差し押さえはその後右肩上がりに増え、10年度は千世帯の大台に迫る。一方、滞納世帯数は毎年度、4万世帯を超え、差し押さえが追い付いていないのが実情。そのため徴収率は80%台半ばで推移し、向上していない。全国的に国保料の滞納に対する差し押さえは増加している。広島県では09年度、広島市を含む全23市町の差し押さえ世帯数は延べ4127に上り、5年間で約3.5倍に膨らんだという。(中国新聞)

景気後退、人口減少、高齢化による労働世代の負担増加で、全国的にこの傾向は続くのだ。年収300万円から400万円の世帯にとっては、国民健康保険料と国民年金で月々3万円の負担は楽ではない。
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