広島県内で殺処分されている犬猫が年間1万匹

広島県内で殺処分される犬と猫が、年間およそ1万匹あるという。この数を少しでも減らそうと、広島県が引き取りを有料化した。家で飼えなくなった犬や猫の引き取りは、県や広島市などが行っていてこれまでは全て無料だったが、県と呉市が有料化に踏み切った。広島県動物愛護センターには飼えなくなった犬や猫が、毎日のように運び込まれており、新しい飼い主が見つかる犬や猫は1割にも満たないという。また、ここでは週に3回、殺処分が行なわれている。殺処分の数は啓発活動などの効果で年々減っているが、それでもまだ県内で年間1万匹近い犬と猫が殺処分されている。引き取り有料化の背景には、安易に犬や猫を持ち込む飼い主に歯止めをかける狙いがあるという。犬や猫を持ち込む理由で多いのは、飼い犬や飼い猫が子どもを産み、飼いきれなくなったというもので、松本音所長は「命を大切に。手術など早めの対応を」と話している。一方、広島市安佐北区のNPO法人『犬猫みなしご救援隊』では、県や広島市の動物管理施設から殺処分を待つ犬猫を引き取り、新しい飼い主を探す、『里親募集活動』を行っている。センターを運営する佐々木さんは命の大切さを訴えている。みなしご救援隊・佐々木博文センター長は「犬猫とはいえ、『命』なので、飼う以上は最後まで見るのが当たり前ですよね。犬なんかで一番多いのがしつけができんかった、思うようにならんかったとか、残念ですが飼育放棄ですよね、これで捨てる方も多いので、犬猫を飼う以上は、犬猫はどういった生き物なんかと生態をしっかり理解したうえで飼って頂きたい。そうすると今みたいな現状は減ると思うんですけど」と話している。作られた31年前から合わせて42万匹が殺処分されている。(TSS)


飼えなくなった犬や猫の処分について、県動物愛護センター(三原市)は、従来無料で行っていた引き取りを中止し、7月から有料化することを決めた。全国では高知を除く全都道府県がすでに有料化しており、市単独で保健所を持つ呉市も7月に有料化する。一方、広島市と福山市は「検討中」としている。7月以降の犬猫の引き取り手数料は、生後91日以上が1匹2千円、91日未満は同400円。センターのほか各市町に月2回巡回して引き取り、新しい飼い主が現れなければ約1週間後に炭酸ガスで殺処分される。県内での殺処分数は、昭和60年度には犬が1万8千頭、猫は7千匹を超えていたが、平成21年度には犬3147頭、猫6342匹と減少傾向。県食品生活衛生課は「有料化とともに啓発活動にも力を入れ、最後まで責任を持って飼うよう呼びかけたい」としている。(産経)
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