自殺したテクノ菱和元社員の遺族が損害賠償を求めて提訴

入社1年目に自殺し、労災認定された男性(当時23)の福山市内に住む両親が、長時間労働や休日出勤を抑制する義務を怠ったとして、当時の勤務先に約1億1400万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁福山支部に起こした。11月7日、第1回口頭弁論があり、会社側は請求棄却を求めた。

訴状によると、男性は2016年4月、空調設備会社テクノ菱和(東京)に入社。6月に福岡市の九州支店に配属され、工事現場や工場で業務に従事していたが、12月8日に自宅で亡くなっているのが見つかった。7〜11月の時間外労働は多い月で134.5時間で、土日曜の休日出勤も常態化していた。

福岡中央労働基準監督署は17年10月、男性の自殺は業務によって、うつ病を発症したためとして労働災害と認定した。これを踏まえ原告側は、心身の疲労が蓄積する可能性を認識できたのに、会社側が長時間労働や休日出勤の抑制、業務内容の適正化などの対処をしなったとしている。

同社は答弁書で詳しい主張について、「追ってする」としている。(中国)

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