マイナンバーカード偽造摘発広島県内初

マイナンバーカードのコピーを偽造して、不正に金融機関の口座を開設したとして、広島地検福山支部は8月8日、福山市紅葉町、不動産取引業竹内茂雅容疑者(57)を偽造有印公文書行使や詐欺などの罪で起訴した。

身分証として使える同カードだが、交付は1割余り。有識者は認知不足を指摘し、金融機関などでの確認の徹底を呼び掛けている。

逮捕した福山東署によると、同カードを偽造する手口の摘発は県内で始めてだという。

起訴状や同署によると、竹内被告は17年8月8日、自身のマイナンバーカードに架空の人物の名前や住所などを貼り付けたコピーなどを金融機関に提示。口座開設申込書を提出し、通帳とキャッシュカードをだまし取った疑い。

同署によると、被告は「再交付の手続き中のため」などと言い、原本を提示しなかったという。同署は、不正に口座を開設した上で金融機関から融資金をだまし取った疑いもあるとみて調べている。

総務省によると、マイナンバーカードの交付は2016年1月に開始。申請を受けて約1370万枚(3月1日時点)を交付している。ただ、交付率は10%余りで中国地方では、広島10.7%、山口10.7%、岡山8.9%、島根9.6%、鳥取8.7%に留まっている。(中国)

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