広島県の待機児童206人3年連続増加

県は、認可保育所などに入れない県内の待機児童(4月1日時点)が前年より20人多い206人と発表した。3年連続の増加で、県は厚生労働省による待機児童の定義の見直しや、働く女性が増えたことなどが要因とみており、施設の新設など受け皿確保を急いでいる。

待機児童の内訳は、東広島市118人、広島市63人、尾道市24人、府中町1人。年齢別では1~2歳が134人と最も多く、3歳が54人、0歳が12人と続いた。特定の施設を希望するなど待機児童の定義には入らない「入所待ち」も1099人いたという。

待機児童は、保護者が育休中でも復職の意思があればカウントするなどより幅広くとらえる全国一律の新たな定義が導入された。今回は県内全自治体が新定義を適用して行った初の調査。県によると、旧定義で数えると76人といい、3倍近い差がある。

各自治体などは今年度、対策として保育所などの新設や増改築を40カ所で行い、701人分を確保する方針。また1~2歳児の受け皿確保に結びつけようと、県は新たに保育士を採用した施設に対し、人件費の一部を補助する仕組みも設けた。

県の担当者は「入所児童数は年々増えており、働く女性の増加に対応できていない。待機児童を解消できるよう、十分な施設確保を進めていきたい」と話している。(毎日)

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