広島中央署盗難事件発覚から1年、県警記者会見拒否!内部処分なし!退職したら処分しない!

広島中央署の金庫から広域詐欺事件の証拠品8572万円が盗まれた事件で、広島県警は5月7日、報道各社に捜査状況などを説明し、犯行時期を17年3月15日から盗難発覚の17年5月8日までの2カ月弱とみて捜査していると明らかにした。5月8日で事件発覚から1年となるのを踏まえ「レクチャー」として開いたという。

報道各社は石田勝彦県警本部長にカメラなどが入る記者会見を開くよう申し入れたが、応じなかったという。

県警本部の岩上譲治総務課長、浜田紀之刑事総務課長、田中徹監察官室長が対応した。説明によると、詐欺事件の捜査関係者が証拠品9千万円を中央署会計課の大型金庫に入れたのは、17年2月2日。その後、同3月15日午後2時ごろ、複数の捜査員が捜査の一環で金庫から現金を出して確認した。現金の存在を確認したのはこれが最後という。

県警は、現金が盗まれたのは17年3月15日午後2時ごろ以降と判断。内部犯行の可能性が高いとみて、捜査員延べ約2万8千人を投入して約600人に事情を聴き、借金の状況などを調べるため、金融機関の口座を中心に約5万件の照会をしてきた。

浜田課長は「(疑いの)濃淡はあるものの、絞り込みはこれから。犯行時期の幅が広く、関係者が多数に及び、捜査が長期化している」と述べた。

金庫の管理に関わった署員らの内部処分をしないのかとの問いには、田中室長が「全容が解明されておらず現時点では処分はできない」と回答した。

容疑者逮捕に至らず、盗まれた現金も見つかっていないことについて、石田県警本部長は「大変遺憾。一日も早い被疑者検挙に向け引き続き捜査に全力を尽くす」、井本雅之署長は「県民の信頼を損なったことに深くおわび申し上げる」などとのコメントを出した。

県警は、レクチャーでのカメラ撮影を認めていない。記者会見に応じない理由について「捜査や証拠品管理などに詳しい各関係部署の幹部が説明することで事件に対する県民の関心に応えられると判断した」などとしている。


報道各社へのレクチャー一問一答(一部抜粋)

―捜査がここまで長引いているのはなぜか。

浜田課長:広島中央署が大規模署で極めて人の出入りが多く、内部外部を問わず聴取が必要な関係者が多数いる。各種照会も継続している。

―当時の現金の保管状況は。

浜田課長:金庫の中に入れたとしか言えない。被疑者と(管理に)携わった人間にしか分からないため(公表すると)捜査に支障が出る。

―なぜ盗まれたと思うか。

田中室長:内部処分にも関わるのでコメントは差し控える。正しく管理していてもそれを打ち破られて盗難に遭うことはある。不適正だったとしてもそれが直接、盗難に結び付いたかは分からない。

―容疑者をどのくらいまで絞っているのか。

浜田課長:絞れているかどうかも答えられない。濃淡はある。

―犯行時期は。

浜田課長:押収した現金を金庫に収めた昨年2月2日以降、最後に現金があるのが確認されたのは複数の捜査員が捜査の必要性から確認した3月15日午後2時ごろ。ここから盗難発覚の5月8日午後8時ごろまでの間とみている。

―3月21日には人事異動があった。引き継ぎをした際、現金の確認はしていないのか。

田中室長:犯行日時が特定できないことに影響しているかもしれないが、盗まれた原因には直接結び付かない。

―証拠品管理に携わった署員や職員の内部処分はしないのか。

田中室長:捜査の全容が解明されておらず、どういう責任が誰にあるのか明らかになっていないため、処分できない。

―時間がたつと退職者が出る。対象者が退職したら処分されないのか。

田中室長:さかのぼって処分はない。(昨年3月の引き継ぎに関わった)当時の中央署の捜査の担当課長はこの春退職したが、処分していない。

―盗まれた現金を補填する可能性が生じた場合は。

田中室長:(現金を押収した)詐欺事件も盗難事件も捜査中。まだ判断すべきではない。(中国)



広島中央署 5月7日


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