逃走本能が目覚めた”かくれんぼのプロ”逃げ続ける平尾受刑者はどこにいる?

今治市の松山刑務所大井造船作業場から平尾龍磨受刑者(27)が脱走してから、4月15日で1週間が経過した。広島、愛媛両県警は4月13日に約1200人態勢で、潜伏先とみられる広島県尾道市の向島全域の捜索を行ったが、逃げ続ける平尾受刑者はまた見つかっていない。

捜索を難しくしている理由として、向島は山林が多く、1000軒もの空き家があるため、身を隠す場所も多いと言われる。さらに屋内の探索には所有者や管理者の許可が必要であるが、中には所有者が亡くなって管理者が不明の物件もあり、持ち主を特定するために時間がかかっているという。



広島県向島



刑期をあと2年ほどで終えることになっていた平尾受刑者だが、なぜリスクを犯してまで刑務所を脱走したのだろうか。

テレビ報道では、平尾受刑者がかわいがっていた妹が事故を起こしたことに心配して脱走したのかも知れないと言っていた。また、刑務所で2度ほど怒られたからだという話もあったりする。しかし、そんな事で普通、脱走するのだろうか。いや、普通の感覚を持っている人間だったら、そもそも窃盗で刑務所に入らないだろう。

平尾受刑者は2013年にも窃盗の罪で逮捕されている。福岡県の理髪店など、閉店後の店舗に侵入し金銭を窃盗。福岡、佐賀、熊本などで金庫破り、車上荒らしなど、120件以上の犯罪歴があるという。総被害額は約400万円にもなったが、その時も、山林などで逃げ回ったという。

逃走本能が目覚めた?

平尾受刑者は、たぶんじっとしているのが苦手なタイプだろう。このタイプは人の言う事や社会のルールに従うことを嫌う。そして、スリルを味わう事が好きだ。たぶん子どもの頃は、忍者もののマンガやSF系の映画などを好んで見ていたのだろう。さらに平尾受刑者の体型が身長173センチでやせ型だから、山林を走り回ったり、飛び跳ねたりするにはベストだ。

平尾受刑者は「逃走本能」にスイッチが入り目覚めたのだ。4月という温暖な時期は、すでに考えていたのかもしれない。

平尾受刑者はどこにいる?

子どもの頃にかくれんぼや鬼ごっこをした経験のある人は、およそ見当がつきそうだが、しかし平尾受刑者は「逃走のプロ」である。「ハイレベルなかくれんぼ技術」が要求される。

その1
警察が捜索で空き家に踏み込んで行くのはいいが、「縁の下」や「屋根裏」まで見ているのだろうか。畳や床をはぐって見ているのだろうか。

その2
穴倉を掘って潜んでいるかも知れない。木々などを全てかき分けて見ているのだろうか。

その3
まさか、木の上に「巣」をつくって生活しているのだろうか。木の上も見ているのだろうか。


ここの展望台に立ったら、平尾受刑者の事を思い出そう。この景色の向こうが松山刑務所大井造船作業場だ。そして、受刑者は今日もこの「しまなみ海道」を利用して脱走するのだ。



しまなみ海道 今治

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