廿日市女子高生殺害犯人の鹿嶋学(35)を逮捕

広島県廿日市市の民家で2004年、高校2年の北口聡美さん(当時17歳)が刺殺された事件で、現場の指紋やDNA型が別事件に関与したとされる男のものと一致し、広島県警は4月13日、山口県宇部市の会社員、鹿嶋学容疑者(35)を殺人容疑で逮捕した。白昼に自宅で女子高校生が襲われた凶悪事件は、発生14年を経て重大局面を迎え、解決に向けて大きく動き出した。県警は男と聡美さんとの接点や動機などを詳しく調べる方針。


【広島・女子高生刺殺事件の経過】

現場は広島県西部の国道沿いの住宅街。聡美さんは昼ごろ自宅に帰宅後、離れの2階にある自室に向かったとみられる。午後3時ごろ、隣接する母屋にいた祖母らが悲鳴を聞いて駆けつけると、1階の階段上がり口で聡美さんが血まみれで倒れていた。その際、若い男が飛び出して来て刃物で祖母の胸などを刺して逃走。聡美さんは首や胸など10カ所以上を刺され失血死し、祖母も重傷を負った。

県警は聡美さんの妹の目撃証言などから、犯人は目が細く、短い茶髪で160~170センチのがっちりした体格に黒い半袖シャツとズボン姿だったとして似顔絵を公表。2階に物色された形跡がなく、執拗に刺す手口などから、当初は聡美さんを狙った犯行との見方を強めていたが、周辺に大きなトラブルは見つからず、捜査は長期化した。

08年には、有力情報の提供者に公費で支払う捜査特別報奨金(上限額300万円)の対象となったが、受付期間(1年)は既に10回延長された。10年からは聡美さんの父忠さん(60)も県警と一緒に情報提供を呼びかけるチラシ配りを始めた。未解決事件を扱うテレビ番組で取り上げられたこともあり、県警には18年1月までに5818件の情報提供があったが、事件解決に結びつく有力な証言などは得られていなかった。(毎日)




鹿嶋学容疑者 似顔絵

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