広島に転居した被災住民50%以上が地元に帰りたくない

東日本大震災から3月11日で7年。被災地などから広島県に避難した人を対象にした調査では、半数の人が地元に戻らず、広島に定住することを決めたと回答したという。この調査は、福島県や岩手県などの被災地や関東から避難した人で作るグループが4年前から広島県に避難した世帯を対象に行っていて、今回は113世帯のうち43%が回答した。

調査で今後の生活拠点について尋ねたところ、「広島県内に定住する」が53%に上り、震災から7年が経過する中で半数以上の人が地元に戻らないと答えている。今回、地元に戻らないという回答が初めて50%を超えたということで、理由として、仕事の都合や、地元に帰っても家がないこと、それに精神的な負担が大きいとしている。

一方で30%が「決めていない」と答え、去年より少し増えた。理由としては、子どもが学校を卒業するまでは広島にいたいが、その後は決めていないとか、原発事故の影響が不安だなどとしている。

調査を行ったグループでは、「避難者の生活再建への歩みはそれぞれだと感じている。今後は各世帯としっかり向き合い、支援を続けたい」としている。(NHK広島)
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