原爆資料館「被爆兵士展示」遺族の反対で被爆の実情実現せず

1月25日、広島市中区の原爆資料館は、平成31年春にリニューアルオープンを目指す本館の入り口に展示予定だった被爆兵士の写真を、被爆した子供の写真に変更することを決めた。兵士の遺族らが「やけどをして苦しんでいる姿が展示されるのは心情的に耐えられない」と要望したためだという。

兵士の写真は、原爆で上半身を大やけどし、首や腕が焼けただれた状態でベッドに横たわる姿。専門家らでつくる展示検討会議が昨年11月、「被爆の実相」をテーマに、入り口への展示を決めていた。

しかし、この日の会議で資料館側が遺族の要望を理由に変更を要請。代わりの候補として、被爆した子供を撮影した写真2枚を新たに提案した。今後、いずれか1枚に決める。(産経)

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