広島県警名和本部長離任記者会見

1月15日で任期を終える広島県警の名和振平本部長が会見を開き、広島中央警察署で多額の現金が盗まれた事件について、「自分の手で真相解明できず残念。申し訳ない」とコメントした。

「広島中央警察署の盗難事件が未解決の状態で離任せざるを得ないことについて、心残りであり心苦しく思っています」(広島県警・名和振平本部長

離任会見で名和本部長は、去年5月に発覚した広島中央警察署の金庫から現金8572万円が盗まれた事件について触れ、いまだ解決していないことを陳謝した。事件発覚から8カ月、広島県警が事件について会見で説明したのは初めて。

「会見を開けば詳細に説明をしなればならず、説明すればするほど事件解決の困難さを増してしまう。私としては事件の解決を最優先に対応したかった」(名和本部長

県警はおよそ80人態勢で捜査を続け、これまでにOBを含め署員など関係者500人以上に事情を聴くなどしてきたが、容疑者の絞り込みには至っていない。

「残念ながら盗難の時期や、具体的にどのような形で盗難されたかについて、未解明な部分が大きい」(名和本部長

盗まれた現金は、広域詐欺事件の押収品。詐欺事件の被告の男は、「県警は現金を適切に保管する義務を果たさなかった」などとして、広島県に損害賠償を求める裁判を起こしている。

「少なくとも被告に対して、損害賠償する義務はないとして応訴している」(名和本部長

県警のトップとしての管理・監督責任や、幹部の処分については、時期尚早だとして言及を避けた。

「現時点では誰がどのような責任を負うべきかについて、つまびらかにすることができないのが実情」(名和本部長

今後の捜査については、「引き続き捜査員の頑張りに期待したい」(名和本部長

1年7カ月の任期を終え、16日付けで中部管区警察局長に就任する。(RCC)



名和振平本部長

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