広島県警「被告に還付請求権ない!署内で盗まれた現金は完全に失っていない!」

広島中央署(広島市中区)で広域詐欺事件の証拠品として金庫で保管されていた現金8572万円が盗まれた事件で、詐欺事件の被告の男性が広島県警の過失により盗難を招いたとして、県に全額の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が11月21日、広島地裁であった。県側は「現金は犯罪被害金の可能性が高く、男性に還付請求権はない」などとして、請求棄却を求めた。

訴状などによると、盗まれた現金は県警が17年2月、男性の自宅や関係先から押収した。男性は保管していた中央署が適切に管理する注意義務を怠り、5月8日までに盗難を招いたと主張。還付を受ける権利を侵害され、被害者への被害回復もできなくなったと訴えている。

県側は、盗難事件は現在も捜査中のため、盗まれた現金を完全に失ったとはいえないと主張。さらに「現金と詐欺などの犯行行為との関連性について捜査を続けている。犯罪被害金である可能性も高い」とした。管理上の過失については「捜査中のため現時点で明確な主張はできない」と述べるにとどめた。(中国)
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