TVタックル・落選無職の塩村文夏氏出演

11月12日のTVタックルは「今だから話せる選挙のウラ側&大反省会SP」ということで、この前の衆院選広島3区で落選し、現在無職の塩村あやか氏が出演していた。番組では塩村氏について、今後どうやって生活していくのかと問われ、本人はアルバイトも探せと言われているが、コンビニで働くかどうかは分からないが、物書きなどの仕事をしていくという。そして、お世話になった市議や県議、国会議員の人たちがいるから、引き続き、広島3区で活動していくのだという。


そこで今回、「天狗パワハラ河井(自民)」と「セクハラやじ塩村(無所属)」の対決となったカオス的第48回衆院選広島3区を総括してみたい。

今回の広島3区の立候補者は6人いたが、泡沫候補は除外して、上位3人に的を絞ることにする。すると、上位3人は、河井克行氏(自民)、塩村あやか氏(無所属)、今枝仁氏(維新)となる。



衆院選広島3区得票結果



広島県内の投票率は、2014年が50.02%、2017年が50.17%だった。ちなみに2017年の広島3区の投票率は49.93%だった。概ね前回と変わらないという状況。

投票の結果は、河井氏(自民)が、前回の衆院選から2,313票を減らすも、2位の塩村氏を21,022票ほど引き離して当選。知名度などから現職有利という展開となった。塩村氏は、広島3区の中のどの投票地域においても、塩村氏の得票数が河井氏の得票数を超えることはなかった。

今回の得票数の予想では、2014年の時の橋本氏(民主)の得票数66,549票と、立候補を辞退した清水氏(共産)の得票数16,514票の合計83,063票が塩村氏に回り、塩村氏が河井氏を破るのではないかという番狂わせも考えられたが、なぜか伏兵の弁護士今枝氏(維新)が20,000票を超える票を獲得したため、河井氏が辛くも当選した。維新のセールスポイントである「身を切る改革」が共感を得られたのかも知れない。

そう考えれば、もし今枝氏が維新から立候補しなければ、塩村氏の61,976票と今枝氏の23,779票を合わせれば、85,755票となり、完全に河井氏を破るという結果につながっていた。ただ、その場合、果たして国会議員の資質として、塩村氏がいいのか、今枝氏がいいのかは不透明。

選挙戦を通じて、有権者の多くは「今の北朝鮮問題にしっかりと対応が出来るのは自民党しかいません!出来ていないような政党に、この日本の政治を任せるわけにはいきません!」などと自民党立候補者が選挙カーから大声で言われると、「そりゃあそうだ!」となってしまうのが現実。野党はこの問題をどう国民に説明していくのかが課題だ。

河井氏は選挙に勝ったが、地元の事情通の話によると、河井氏は怒っていたという。たぶん、前回の衆院選から比べると、得票数が減っており、2位との差も何かあれば簡単に逆転してしまうからかなのか。また、ある地元住民は「河井夫妻は地元の事なんか何も考えとらんよ」と言う。

今回、何かと話題の愛知7区の山尾しおり氏の選挙活動をテレビで見ていたが、有権者に断られながらも握手を求めて笑顔で追いかけて近づいて行く様子が映っていた。テレビカメラが無い時でも、このような活動を熱心にしていたとすると、この笑顔に中高年の男どもがコロリとやられて当選したのかも知れない。

これに対して塩村氏の場合は、そこまでやっていないと思われる。塩村氏が次回の選挙で当選するためには、山尾氏のように、自分のプライドを捨てて、タイプでもないような中高年のオヤジの手を笑顔で握れるのかが課題だ。選挙なんてある意味人気投票だからそんなもんだ。

また、塩村氏の政策の一つである「女性が活躍できる社会」とか「ペット殺処分ゼロ」とか「セクハラ撲滅」とか「平和を発信」というのは、地域住民からすると、あまり関係がない。何を地域にもたらすのかがポイントだ。

逆に、広島4区の中川氏のようにスキャンダルを報じられるようだと、熱しやすく冷めやすい広島では選挙戦などとても戦えない。もし当選すれば、塩村氏の過去を週刊紙がまた報じるだろう。そう考えると、当選してしまった山尾氏のメンタルはものすごいものがある。これは愛知と広島の地域性によるものなんだろうか。

塩村氏は次回の選挙までには、比例当選を狙ってどこかの政党に所属すると思われるが、問題はその後だ。今でも道路端に目につく看板「おかしな事とは闘う!」というキャッチフレーズは、いつまで続くのだろうか。




TVタsックル 塩村あやか氏

関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

スポンサーリンク

広告