広島中央署窃盗事件で詐欺事件の犯人が県に賠償を求めて提訴

広島中央警察署で詐欺事件の証拠品の現金8500万円あまりが盗まれたのは、警察が適切な管理を怠ったためだとして、詐欺事件の被告が県に賠償を求める訴えを広島地方裁判所に起こした。訴えを起こしたのは、詐欺事件で起訴されている中山和明被告(34)で「生前贈与をしたい」などとうそのメールを送り、返信した人から現金をだまし取った罪に問われている。

この詐欺事件の証拠品として、広島中央警察署の金庫に保管されていた現金8500万円あまりが盗まれたのは、警察が適切な管理を怠ったためで、自分の関係先から押収された現金の返還を求める権利を侵害されたなどとして、国家賠償法に基づき、県に全額の賠償を求めている。

代理人の弁護士は、中山被告が仮に有罪になる場合、被害を弁済できるかが裁判所の量刑の判断などに影響する可能性があるとしていて、9月27日、広島地方裁判所に提訴した。

中山被告は弁護士を通じて「押収された現金は私が疑われている詐欺事件とは無関係のものだが、盗難により被害者への被害回復が叶わなくなった。現在まで県警と県が責任を取る気配がないため、やむを得ず提訴した」などとするコメントを出した。一方、広島県警察本部の監察官室は「訴状が届けば、相手方の主張を詳細に検討して適切に対処したい」としている。(NHK広島)




中山和明 被告

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