衆院解散総選挙で自民王国の広島はどうなる?

自民・公明両党は安倍晋三首相が年内の衆院解散・総選挙選択肢として検討しているという。9月28日召集の臨時国会冒頭や10月22日投開票の衆院3補選後の解散も可能性としてあるという。安倍政権の支持率が一時、30%を割ったが、自民王国の広島の勢力図はいったいどうなるのだろうか。今年(2017年)の政界の出来事を振り返ってみたい。


与党自民党の出来事

まず、政権与党である自民党が逆風にさらされた。3月16日に自民党の竹下亘国対委員長が森友学園問題で、籠池氏の寄付金発言について記者団に「首相に対する侮辱だ」と怒り、民間人をいきなり証人喚問すると言い出した。さらにその後、加計学園問題も噴出して政府与党の隠ぺい体質を野党が追求していった。

4月20日には、自民党の中川俊直議員が週刊新潮に不倫スキャンダルを報じられ、6月22日には、自民党の豊田真由子議員が秘書への暴言を週刊文春に報じられ、7月27日には、自民党の今井恵理子議員が不倫疑惑を週刊新潮に報じられ、さらに、稲田朋美元防衛相が失言問題で辞任。自民党はあえなくイメージダウン。安倍内閣の支持率も低下していった。

この時期の内閣支持率は、毎日新聞が7月22、23日に全国世論調査を実施した結果、安倍内閣の支持率は26%で、6月の前回調査から10ポイント減。不支持率は12ポイント増の56%だった。


野党民進党の出来事

それに対して野党第1党の民進党では、蓮舫代表の二重国籍問題がなかなか解消されない中、7月2日に投開票された東京都議選では「都民ファーストの会」が圧勝して都議会第1党となり、民進党は5議席しか確保できずに惨敗。その責任を取って蓮舫代表は辞任。

9月1日の民進党代表選で前原誠司議員が民進党の代表となり、旧民主党時代の顏が揃ったと思ったのもつかの間、前原代表は党執行部人事で幹事長に山尾志桜里議員を内定していたが、既婚男性との不倫疑惑を週刊文春が報じたため、起用を撤回した。その後、山尾氏は民進党を離党。

これで民進党の膿を出し切ったに見えたが、今度は9月13日に週刊文春が、前原誠司民進党代表と北朝鮮女性との写真を公開。北朝鮮との関係が噂される。


野党民進党が追い風にならなかった1年

森友・加計問題で野党民進党が懸命に自民党を追いつめていったが、まったく民進党に風が吹かなかった。そのため、民進党から離党者が続出した。それに対して自民党は、内閣改造で少し支持率を上げ、さらに北朝鮮の核・ミサイル問題が緊迫する中、日本国民を守れる政党は、外国人献金問題で揺れ動いた旧民主党議員よりも自民党だというのが今の世論の流れだろうか。


衆院広島の勢力

前回の2014年に行われた衆院選広島では、自民党が圧勝した。年齢は現在のもの。

広島1区 岸田文雄(自民・60歳) 2位に7万票の差をつけて当選
広島2区 平口洋(自民・69歳) 2位に2万5千票の差をつけて当選
広島3区 河井克行(自民・54歳) 2位に1万8千票の差をつけて当選
広島4区 中川俊直(自民・47歳) 2位に6万2千票の差をつけて当選
広島5区 寺田稔(自民・59歳) 2位に6万8千票の差をつけて当選
広島6区 亀井静香(無所属・80歳) 2位に2万4千票(比例)の差をつけて当選
      小島敏文(自民・比例・67歳)
広島7区 小林史明(自民・34歳) 2位に6万1千票の差をつけて当選


2017年に投開票を行った場合、果たして自民一強の勢力図を塗り替えることができるのだろうか。勝手に予想してみると、1区は自民・岸田が岩盤、2区も自民・平口が優勢、3区は天狗パワハラの自民・河井にセクハラやじの民進・塩村がどこまで追い上げるかだが、河井がやや優勢、4区は自民・中川が不倫問題で没落してチャンスあり、5区は自民・寺田が優勢、6区は無所属・亀井が優勢だが、いい加減80歳にもなる人を選ぶのか疑問でチャンスあり、広島7区は自民・小林が優勢。

関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

スポンサーリンク

広告