北朝鮮の水爆実験は100キロトン!広島・長崎型の5倍以上

9月3日、北朝鮮が6回目の核実験に踏み切ったという。日本時間3日午後0時半ごろ、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)付近で、人工的な揺れを観測した。韓国気象庁と韓国軍合同参謀本部は3日午後0時29分に、北朝鮮北東部・咸鏡北道吉州郡(ハムギョンブクトキルジュグン)を震源とするM5.7の人工地震とみられる揺れを観測したと明らかにした。日本の気象庁は揺れの強さをM6.1、米地質調査所はM6.3と発表した。

北朝鮮中央テレビは3日午後、重大報道として、「ICBM(大陸間弾道ミサイル)に搭載可能な水爆実験に『完全に成功した』」と宣言した。これで北朝鮮は、2016年9月に続き、6回目の核実験を成功させたことになる。また、中国の地震当局によると、1回目の揺れから8分後の午後0時38分ごろに、2回目の揺れが観測され、落盤の可能性があるとしている。

朝鮮中央テレビは3日朝、金正恩委員長が、核兵器研究所で、水素爆弾とみられる銀色の物体を視察する様子を報じていた。また核兵器研究所が、ICBMに搭載可能で、巨大な殺傷力、破壊力がある水素爆弾を新たに製造したとしていて、写真に写ったイラストには、ICBMの「火星14型」の「核弾頭 水素弾」との文字が見える。北朝鮮は2017年7月に、ICBM2発を発射したが、そのICBMに水素爆弾を搭載可能だと誇示し、アメリカに揺さぶりをかけている。


核実験の爆発規模、広島・長崎の5倍以上か 

北朝鮮による今回の核実験の爆発規模は、1年前の前回と比べ、10倍以上にのぼる可能性があるという。専門家は、北朝鮮の核開発の「新たな段階」と見ている。前回の核実験で、韓国国防省はTNT火薬換算で10キロトンと推定していた。今回観測された地震の規模と同様に、爆発の規模も約10倍だったとすると、100キロトンを超える計算になる。米軍が約40年前に開発した潜水艦発射弾道ミサイル・トライデントの弾頭とほぼ同じで、広島・長崎に投下された原爆の5倍にあたる。

日本エネルギー経済研究所の黒木昭弘常務理事は「現在米国に配備されている大陸間弾道ミサイルのミニットマンは170キロトン程度と見られる。地震の規模だけでは断定できないが、本格的な水爆に近づいている」と話す。

東京工業大学先導原子力研究所の澤田哲生助教は「水爆は一段目の爆発を受けて、二段目の核融合を引き起こすが、爆発の力は二段目が8~9割を担う。前回は、実戦配備には足りなかったが、今回は威力の桁が上がった。米ロが約30年前に到達した地点には来たのでは」と話している。(朝日)
 



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