広島中央署盗難3カ月 金融機関などに数千件照会 いまだ犯人特定できず

広島中央署で広域詐欺事件の証拠品として押収していた現金8572万円が盗まれた事件は8月8日で発覚から3カ月となる。いまだ、容疑者の逮捕には至らず、広島県警は、借金の状況などから浮上してきた複数の内部関係者の関与を調べているが、有力な証拠は得られていないという。これらの人物について、金融機関などに数千に及ぶ照会をかける一方、他の関係者からも聞き取りを続けている。

捜査関係者によると、これまでに会計課の金庫に多額の現金があることを知り、多額の借金があるなどした複数の人物が捜査線上に浮上しているが、いずれも関与を否定。犯行を裏付ける直接的な証拠もない中、県警は金融機関の口座の出入金や立ち回り先などに関する照会を金融機関などにかけ、関与がないか調べている。既に一部は結果も出ているが、関与を明確に裏付ける結果は得られていないとみられる。

同署会計課の金庫に現金が保管されていたことや、金庫の鍵の運用方法を知り得る署員やOBたちは、数百人規模に及ぶ。県警はこれまでに署員約360人のほとんどの聞き取りを一度は終えたが、犯行に関与した人物を特定できる状況にはない。(中国)

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