へんとう腺を摘出する手術で植物状態になった損害賠償判決は8200万円

中国労災病院が行った、へんとう腺を摘出する手術で植物状態になったとして61歳の女性と家族が損害賠償を求めた裁判で2月23日、広島地裁は病院を運営する労働者健康福祉機構に賠償を命じる判決を言い渡した。訴えていたのは、呉市の61歳の無職の女性とその家族らあわせて4人。女性は4年前、呉市の中国労災病院で睡眠時無呼吸症候群の治療のため、へんとう腺を摘出する手術を受けたが、この手術で窒息による低酸素脳症を発症し、植物状態となった。判決で広島地裁は、気道確保をする際、全身麻酔による方法を選んだことを過失だとし、この過失と植物状態などになったことの間に因果関係が認められるとした。原告側はおよそ1億900万円の損害賠償を求めていたが、広島地裁は、手術した医師の使用者である労働者健康福祉機構におよそ8200万円の支払いを命じた。(RCC)


中国労災病院

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