広島の女性が岡山の人形作家に150万円騙される

お隣の岡山で、広島の女性が詐欺の被害にあったという。岡山県南で活動していた人形作家女性(50代)が、知人から多額の金を借り連絡が取れなくなっている問題で、詐欺容疑で告訴した3人の他にも、作家が知人3人から制作費や借金として約280万円を受け取ったままにしていることが8月4日、分かったという。

関係者によると、作家は1980年代から岡山県南でアトリエを構え、県内外で個展や教室を開いたり、個別に制作の注文を受けたりしていた。

教室に通っていた広島県の女性は2012年3月、作家から「見込んでいた人形が売れなくなり、ギャラリーに損失を支払わないといけない」と借金を申し込まれ、約150万円を口座に振り込んだ。司法書士を通じて返済を迫ったが約3万円が戻っただけという。

岡山県南の女性は13年9月、前金で100万円を支払い人形の制作を依頼。1年後の期限までに納品されず、督促しても「忙しい」「体調が悪い」などと引き延ばされた。13年11月にも「制作費が足りない」と頼まれて20万円を貸したが、返ってきたのは3千円だけ。同県南の別の女性も12年4月、作品を購入する契約を結び10万円を払ったが、作品は届いていない。

現金を渡した3人は「人形のいすまで用意していたのに裏切られた」「困っていると思い助けたのに善意につけ込まれた」「(作家は)物腰が柔らかく熱心な教え方だった。同様にだまされている人がいるはず」と話している。

作家を巡っては、岡山県内外の男女3人が計約8700万円をだまし取られたとして15年、詐欺容疑で岡山地検に告訴。作家は資金繰りが悪化したとみられ、個人破産宣告を受けているが、借金の支払い義務は残る「免責不許可」となっている。(山陽)

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