「核のゴミ」処分地に広島は最適な場所だった事が判明

原子力発電所から出るいわゆる「核のごみ」の処分をめぐり、国は処分場の選定に向けた調査対象になる可能性がある地域を示した初めての全国地図を公表した。このうち、広島県では処分場として「好ましい可能性が相対的に高い」とされる地域に、23あるすべての自治体が含まれている。

原子力発電所の使用済み核燃料を再処理した際に出る、高い放射能がある高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」について、国は地下300メートルより深くに埋める「地層処分」にする方針。この処分場をめぐり、国は近くに火山や活断層がないなど科学的な基準にもとづき、地域ごとの適性などを4色に塗り分けた全国地図を公表した。

処分場として「好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域」は緑色に塗られ、このうち広島県では23ある全ての市と町がこの地域に含まれていて、将来的に処分場の選定に向けた調査対象になる可能性があるとしている。

中でも沿岸から20キロ以内を目安とした地域は、廃棄物の海上輸送に好ましいとして濃い緑色で示され、広島市や福山市、それに尾道市など少なくとも17の自治体がこの範囲に入っている。

一方、近くに火山や活断層があったり地盤が弱かったりする地域はだいだい色で、油田やガス田など資源がある場所は銀色で示され、いずれも処分場として「好ましくない特性があると推定される」としている。

国は、この地図を元に自治体に処分場の受け入れの判断を迫るものではないとしていて、今後、全国各地を訪ねて、処分場の選定に向けた理解を求める方針。ただ、安全性への懸念から、これまで調査の受け入れを表明している自治体はなく、調査地の選定は難航するとみられる。(NHK広島)




広島県 核のゴミ処分地


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