城北高校自主退学勧告訴訟で元生徒側の請求を棄却

広島市東区の城北高校の元男子生徒(20)と母親(46)の2人が、いじめへの関与を理由に自主退学を勧告されて精神的苦痛を受けたなどとして、同校を運営する学校法人広島城北学園に計約4300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7月19日、広島地裁であった。

小西洋裁判長は元生徒側の請求を棄却した。小西裁判長は、学校側は元生徒が同級生を棒状のビニール風船で叩いたり、はやし立てに加わったりしたことを受け、同級生の被害防止のために自宅待機を命じたと指摘。

自主退学勧告の理由についても、元生徒の暴行を機に、他の生徒のいじめが始まったなどとして、「校長の裁量権の範囲を超えるとは認めがたい。社会通念上、合理性を失うとまでは言えない」とした。

元生徒と母親は「学校側から説明はなく、やってもいないいじめで学校にいられなくなったのは納得がいかない。控訴を検討したい」としている。

同校は「主張が認められた。今後とも生徒と保護者が安心して過ごせる環境を構築したい」としている。(中国)

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