核テロ攻撃の脅威について議論が出てきた広島市は進歩したのか

広島市の原爆資料館の展示内容を有識者が検討する4回目の会議が開かれ、核兵器を使ったテロ攻撃の脅威について展示する必要性が指摘されたという。会議では、原爆資料館の2つの建物のうち、東館の展示内容をめぐって意見が交わされた。東館では核兵器の危険性と、戦前から現在までの広島の歩みを展示している。核兵器の危険性については、近年、高まっている核テロの脅威や、劣化ウラン弾の被害について展示する必要性が指摘された。「核兵器が非常に小型化することによってですね、それがもう非常に、まあ、ある意味、日常的な空間の中に持ち込まれる可能性があると。非常に日常的な、現実的な問題なんだということを一般の人にも理解していただけるんではないかと」(広島大学原爆医科学研究所 神谷研二所長)

一方、広島の歩みについては、展示内容が現在よりも大幅に圧縮される計画。有識者からは、「広島が軍都だったことや、日本の戦争責任を明確にすべきだ」という意見や、「日本の加害に重点を置くと原爆の非人道性が薄れる」という意見が出されたという。広島市では、来年度中に新たな展示内容を固めて、耐震設計に慎重を期して改修工事を行い、当初の予定より1年遅い2018年度に再オープンする予定。(RCC)


小型核爆弾


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