憲法記念日70周年、広島は憲法9条を守るが多数?

2017年5月3日は今の憲法が施行されて70年目の憲法記念日となった。安倍首相が改憲に強い意欲を示す中、広島の民はどのように考えているのだろうか。原爆ドーム前では憲法を守る立場の市民団体が、戦争放棄を定めた憲法9条について、「守る」「変える」「わからない」の3択のアンケートを行った。1時間で570人が投票したという。 結果は憲法9条を「守る」が472、「わからない」が63、「変える」が35という結果だったという。


「変えないほうがいい。守るほうですね」(「守る」派の女性)

「時代の流れと一緒に変わらないといけないところもあると思うのですが、9条は日本として平和を守る国として変えてはいけないと思います」(「守る」派の男性)

「戦争しろというわけでは全然ないので、自分の命と国民と家族をとにかく守っていかないと。それは必ずやっていかないといけないと思います」(「変える」派の男性)

「こちらがいくら平和だ何だと言ったところで、周辺で無法行為をやっているような国があるんですから、最大限度自分の力で守れるようにした方がいいと思います」(「変える」派の男性)

「アメリカの属国みたいだから困ったなと。よくないほうに向かっている気がします」(「変えない」派の女性)

「自分の身は自分で守るではないですけど、アメリカに頼ってるのもというのもあります。でも資料館を見てきたんですが、戦争はよくないというのも分かるので」(「わからない」派の女性)


「『北朝鮮が攻めて来たらどうするのか』といった短絡的な憲法をめぐる動きというのは止めていきたい。しっかりみんなで考えていくものにしていきたいと思っています」(第九条の会ヒロシマ世話人代表・藤井純子さん)


一方、憲法改正を求める「美しい日本の憲法をつくる広島県民の会」が広島市内で集会を開いた。

「国際情勢も厳しい状況になっていますので、これまで以上に憲法改正の必要は高まっている」(参加者の男性)

日本会議などで作る団体の広島の組織で、東京で開かれたフォーラムをインターネット中継で見守った。その中で、最も注目されたのがこのフォーラムに安倍首相が寄せたビデオメッセージ。

「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」(安倍首相メッセージ)

安倍首相は、「2020年に憲法改正をすること」「憲法9条について1項と2項を残したまま自衛隊の存在を明記する案」などを明らかにした。

フォーラムには、憲法改正に賛成する自民、公明、維新の会から国会議員が参加したが、いずれも「安倍首相はよくここまで踏み込んでくれた」と評価する声が相次ぎ、さながら安倍首相のメッセージを聞く会となった。

「総理の話、各党の話を聞きまして、大変心強く思ったと申しますか、機運は熟したなあと思っているところでございます」(美しい日本の憲法をつくる広島県民の会・中尾健三理事長)

焦点である憲法9条の改正について、1項・2項を残したまま自衛隊の存在を明記する安倍首相の案に、広島の会の会員からも賛成の声が上がっていたという。

「『専守防衛にための自衛隊を置く』という項目をおけば、9条はそのままでいいし、広島市民の方々にも理解を得られるのではないかと思います。被爆者の1人としてもそう思います」(美しい日本の憲法をつくる広島県民の会・中尾健三理事長)
(RCC)




憲法記念日 護憲派Vs改憲派
関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

スポンサーリンク

広告