軍事転用可能な輸出禁止の炭素繊維製造装置の部品を輸出した宏栄産業元社長ら3人を逮捕

軍事転用が可能な炭素繊維を作る装置の部品を不正に輸出したとして、三原市の会社役員ら3人が警察に逮捕された。逮捕されたのは、三原市宗郷の「宏栄産業」元社長・松原宏行容疑者と、東京の会社役員・東條宏文容疑者、神戸市の会社役員で韓国籍の金一勲容疑者の3人。

警察によると3人は共謀して、4年前の2013年5月、国の許可を得ずに炭素繊維を製造する装置のフレーム部品(炉体)を、中国・上海の会社に不正に輸出した疑いが持たれている。炭素繊維は軽くて強いことが特徴で、自動車の車体やゴルフクラブのシャフトなどに広く使われる一方で、ミサイルなどの大量破壊兵器に軍事転用される恐れがあり、法律で輸出が規制されている。

警察は、16年10月、全国9つの都府県の22カ所の関係先を捜索し、関係者への聞き取りなどを進めていた。取り調べに対し松原容疑者は、「輸出したのは焼き物用の乾燥炉の部品だ」と供述するなど、3人のいずれも容疑を否認しているという。(RCC・RSS)

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