「森友学園」売却交渉時に近畿財務局長だった福山市長「記憶がない」

大阪府の国有地が学校法人「森友学園」に格安で払い下げられた問題で、売却交渉中の2013年~14年に財務省近畿財務局長を務めていた福山市の枝広直幹市長が交渉内容について「記憶がない」と答えたという。森友学園や学園の籠池泰典理事長の名前も当時、「記憶がない」とした。

枝広氏は、国有地が売却物件だったことについて「うっすらと記憶はある」とし、報道を受けて思い返したところ、「当時、空港周辺に国有地があったという記憶だ」と述べた。

局長在任中、部下から経過報告を受けたことや交渉内容については記憶にないとした上で、「国有地売却の事務がスタートしたばかりの時期」と説明。「局長に判断を求める段階ではなかったのかもしれない」との認識を示した。

局長就任の約2カ月後、森友学園は近畿財務局に国有地の取得要望書を提出。鴻池祥肇元防災担当相の事務所の交渉経過を記録した文書には、籠池氏と近畿財務局が交渉した経緯や、財務局の方針変更を示すやりとりなどが記されている。

枝広氏は文書を事実確認がされていないとし、「籠池さんという名前を聞くのも初めてで、森友学園の名前も記憶をたどっても出てこない」とした。枝広氏は13年6月に近畿財務局長に就任し、14年6月まで務め、退職。16年9月から福山市長を務めている。(中国)
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